フライ トウ ザ MOON歩み(122) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりは
おだやかな 晴れ
ほかほか ほっかほかの春
緑が濃く 色どっていました。

”それはそうと、

宙ちゃんは インフルエンザは
大丈夫かい?

なにかインフルエンザが
はやってるようだが・・・”
とおばあさんは言いました。


”ん、少し前 肌寒くて
冷え冷えで くしゃみが出たんだけど
きょうは あったかくて
直ったようです。”
と宙が言いました。

”そうかい、そうかい、
ウイルスは目に見えんからのう、
体調管理には、気をつけんとのう、
いかんぜよ・・、

もっともっと 飛ぶためにもなぁ~”
とおばあさんは言いました。



”そうですね。
宙は もっと もっと
飛んで 月様に逢いたい、”

宙は言いました。


”宙ちゃん、がんばれや、
おいらもかげながら
おうえんしているよ・・、”
とおおかみはいいました。

”ありがとう、おおかみさん、”
と宙は言いました。

”おばあさん、星降る三角ずきんを
頂いたおれいに このいえを
そうじさせてください。”
と宙はいいました。


”おぅ、いい心がけじゃ、
お願いするよ~”
とおばあさんは言いました。


もりのそらは
また ふけていき

そんな様子をそっと
のぞくように
オレンジいろに光った
三日月が

そらでほほえんでいる
4月の終わりでした。