宙がもりの中を
歩いていくと
だんだんくも行きが
怪しくなってきていました。
雨がぽつぽつ
ざーざーと降ってきたのでした。
”あ~、 あめだ
雨が 降ってきた、
どうしよう”
と宙はいいました。
とそこに
おおかみが現われました。
”お嬢さんどこへいくの?”
”はい、森の奥のおばあちゃんのおうちに
いくんです。”
と宙はいいました。
”このおおきな葉っぱを
どうだい、傘がわりにどうだい?”
とおおかみがいいました。
”おおかみさん ありがとう、
いいんですか?”
と宙はいいました。
”いいさ、持っていきなよ・・、”
とおおかみがいいました。
”じゃ、どうも~、”
といっておおきな葉っぱの傘を
借りることにしました。
おおかみは さきにおばあさんのところに
行くことにしました。
”おう、おばあさんは、ちょうど
留守だなぁ~、
よしここは おいらの家にして~と”
とおおかみは
おばあさんのいえにすんでいるように
見せかけました。
”あの、おおかみさんのおかげで
このあめが しのげるわ、
おおかみさん、ありがとう、
さあ~ おばあさんのところに
いそがなくちゃ、”
と宙はいいました。
もりのあめは いっぱい宙のかさがわりの
葉っぱに ふりそそいでいました。