フライ トウ ザ MOON歩み(117) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
宙がもりの中を
歩いていくと


だんだんくも行きが
怪しくなってきていました。


雨がぽつぽつ
ざーざーと降ってきたのでした。



”あ~、 あめだ
 雨が 降ってきた、
 どうしよう”
と宙はいいました。



とそこに
おおかみが現われました。
”お嬢さんどこへいくの?”



”はい、森の奥のおばあちゃんのおうちに
いくんです。”
と宙はいいました。




”このおおきな葉っぱを
どうだい、傘がわりにどうだい?”
とおおかみがいいました。




”おおかみさん ありがとう、
いいんですか?”
と宙はいいました。



”いいさ、持っていきなよ・・、”
とおおかみがいいました。



”じゃ、どうも~、”
といっておおきな葉っぱの傘を
借りることにしました。




おおかみは さきにおばあさんのところに
行くことにしました。



”おう、おばあさんは、ちょうど
留守だなぁ~、
よしここは おいらの家にして~と”
とおおかみは
おばあさんのいえにすんでいるように
見せかけました。



”あの、おおかみさんのおかげで
このあめが しのげるわ、
おおかみさん、ありがとう、
さあ~ おばあさんのところに
いそがなくちゃ、”
と宙はいいました。




もりのあめは いっぱい宙のかさがわりの
葉っぱに ふりそそいでいました。