もりのあさは
明るくあけて
屋根の上の 上の上の
お日さま
イチョウの木は
若葉を全身にまとって
その姿をファショナブルに
それぞれの木ごと
センスよくまとめて
もりを色どっていた
”宙、もっともっと練習して
羽根に力をつけて
大気圏が抜けれる服をさがすんだ・・・、
そうしたら、もっともっと
飛べるようになるよ・・・、”
とペリカン君は言いました。
”ん、そうだね、
もっともっと練習して
羽根に力をつけなくちゃね~、”
と宙はいいまました。
”あ、そうだ、
もりの おばあさんのところに
行くとなにか解るかも知れない。
途中のおおかみには 気をつけていかないと~
宙、たべられちゃうぞ~・・・”
とペリカン君がいいました。
”え~? おおかみ?
おおかみこわいよ~、”
と宙は言いました。
”そうだな、お土産はなにがいいかな?”
とペリカン君が言いました。
”そうだね、おばあさんの好きな
りんごを届けに・・・、”
と宙がいいました。
”りんご りんご りんご かわいや
mmmmm~”
とペリカン君が口ずさみました。
”じゃ~ 宙、エコバスケットの中に
りんごをいれて いってきます。”
と宙がいった。
”くれぐれも
おおかみには 気をつけるだよ、”
とペリカン君がいいました。
宙は もりのおばあさんのところまで
りんごを届けに もりの奥まで
でかけることになりました。
もりの道端には
たんぽぽが もう花が落ちて
次の準備に取り掛かっていました。
あわいすみれの紫が
てんてんの色どりを添えていました。
緑がいきいきと萌えている中を
緑のにおいを吸い込みながら
宙は 歩いていました。