フライ トウ ザ MOON歩み(113) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのあさは

しろく あけて

COOL DOWN のあさ

ひやりのくもりの日でした。

しだいに 雨が 降ってきていました。




宙たちのいるもりの本屋さんの古時計は

アナログのねじ巻き式だったので

まだ きのうのままで

時が ゆったり流れていました。





宙とペリカン君は 

もりの本屋さんにいました。




”もっと もっと 飛べる本は ないかなぁ~”
と宙はいいました。

”ないかな~、”
とペリカン君と
探してみました。




”宇宙の本があったよ、
大気圏って~・・・、

んと、

地球を包んでいる大気の存在する範囲。
気温分布によって対流圏・成層圏・中間圏・熱圏に分かれる。
(検索辞書:大辞泉)



地球のまわりに 大気が存在するんだな~、

大気圏から 宇宙に出るのには 

どうしたらいいんだろう?”
と宙がいいました。




”そうだな、どうしたらいいんだろうなぁ~ 宙
どこかに 書いてないかな~

調べるんだ、宙、”





”そうだね、もっと もっと
飛べる本が 見つかるかもしれないし、”
と宙が言った。




”大気圏が 特別な 服がいるのかもしれない、
きっと・・・、”
と宙は言った。




”もっと もっと 飛べる本、みつからないな~
どうしよう・・・、”
と宙は言いました。




”迷ったって さまよったっていいさ、
きっと 探せば 見つかるはずだ、”
とペリカン君はいいました。



もりの本屋さんの時計は
ねじを 店員のうしさんが巻き過ぎて



あっというまに
夜になっていました。




だいぶ早い虫の音が聞こえてきて
満天をくもで おおって
あめを ぽつり ぽつり
落としていました。