もりのあさは ひんやりと
明るくあけて
穏やかな
日差しが 部屋に 射して
いました。
トラねこさんが
もりの新聞をバイクで
運んで 古家の
新聞受けに
入れていく音がしていました。
きょうは
新聞を取りにいく 間もなく~・・・。
”宙、もっと、もっと飛べないと
大気圏には 突入できないぞ~”
とペリカン君はいいました。
”た・い・き・け・ん?
それって なに?”
と宙は聞きました。
”大気圏は大気圏なのだ・・、”
とペリカン君はいいました。
”ほんとに知ってるのかな~、
怪しいなぁ~”
と宙がいいました。
”1に 勉強 2に勉強 3、4、がなくて
5に勉強・・・、”
とペリカン君がいいました。
”どうしたら、
もっと もっと飛べるようになるんだろう?”
と宙はいいました。
”さてな、はてな、にてな、ねてな、まてな、
みてな、くってな せんばやまには
たぬきが おってな、それをりょうしが
鉄砲で うってな、にてな、 やいてな、
あんたがた どこさ、
あ~、おもしろかったと さ~さー・・・”
”あのね~、歌ってる場合じゃないんだ、
もっと もっと 飛ぶ方法は
どこでみつかるんだろう?って
考えてるんだよ、
ペリカン君”
と宙が言った。
”そうだね~
どうしたら いいんだろう~、
どうだ、お天気もいいことだし、
明日 もりの図書館は 休館日だから、
もりの本屋さんに行って
どう、探してみないか?”
とペリカン君は言いました。
”そうしようか、あしたこそ
ショコラのケーキもつくるんだよ、
ペリカン君・・・、”
”あ~、いいともさ、
そうしまい おしまいじゃ~ないよ、つづくだよ”
とペリカン君が いった。
”そうしよう、そうしよう、”
と
おだやかな春の日差しの中で
また、飛ぶ光を求めて
アクセスを考えている
宙とペリカン君でした。
もりは お日さまの沈んだあとに
空色の満天に
淡いぴんくの 残り香をのこして
にしのそらを染めていました。
そんな 春の一日でした。