”宙、もっと飛ぶことが
解ったことだし、もう帰ろうか、”
とペリカン君は いいました。
”ん、そうだね、
宙は もっと もっと 飛べるようになって
月様のところへ 行ったら、髪を短くしようかな、”
と宙のおさげが揺れた。
”それにしても、なんか暑いね、ここは、
4月なのに もう、夏のように暑いね~、”
とペリカン君がいった。
”そうだね、急に暑くなってきたね、”
と宙がいった。
”宙、お花見に行きたいなぁ~”
と宙が言った。
”バード先生のさくら吹雪を見たし
それで いいよ・・・”
とペリカン君が言った。
”そうだね、宙が飛べたときも
さくら吹雪が
ふわふわくるくる舞ったんだ、
きれいだったでしょ?”
”そうともさ、きれいに もっと飛べたんだ。
なぁ~宙”
とペリカン君がいいました。
”さてと 行きは よいよい帰りは怖い
怖いながらも 通りゃんせ 通りゃんせ 通りゃんせ・・・、
じゃなくて 道を 覚えたから
帰りは よいよい 行きは怖い
怖くないから 通りゃんせ 通りゃんせ 通りゃんせ・・・、
だね、帰ろうか”
と宙はいいました。
”tobu basに乗ろう、宙、”
とペリカン君は 言った。
”帰りは くものようなじゅうたんに
沈まらないで、宙 帰れるんだ、
もっと~フライMOON、”
と宙は もっとフライMOONで飛んで
ペリカン君とtobu bus Stationまで
帰りはよいよいと着きました。
”宙ね もりに着いたら
ケーキ作ってみようかな?”
と宙は言いました。
二人は busに 乗り込んで帰りの道に着きました。
行きとちがって 道が解っているので
安心でした。
一番 後ろの席に すわった宙は
窓から スプリングシャトウの影が
かすんでいく消えていくのを
ずっと 見ていました。
ふたりは あたらしもりの駅に
つきました。
まだ あたらしもりの時間が
過ぎるのが遅くて
過去の雨がまだ 降っていました。
帰りは よいよいで
すぐに 地下を走るうすい色の機関車の駅は
見つかりました。
ふたりは そのうすい機関車に 乗って
スプリングシャトウの思い出を
思い出しながら
でっかい機関車の駅まで
たどり着いたのでした。
あたらしもりの
高いビルにつけられた
スクリーンハイビジョンでは
満天を
月様と星たちが 幕と閉めたように
うすいくもを張っていました。
ちいさなウインドウでは
個性的な 女性シンガーが
歌を歌っているところを
流していました。
注:タイトル 記載誤り 修正しました。→NOON~MOON
すみませんでした。