フライ トウ ザ MOON歩み(89) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
あたらしもりの
スクリーンは
やよいの終わりの 晴れのあさ
ことりが 歌うようにさえずっている声を
流していた

ぬけてそうで かわいい犬が
元気そうに走っているのを
映していました。

そして
ねじりはちまきをした
江戸っ子風の お天気キャスターが
お天気後報をしていました。

「てやんでぃ、宙ちゃんたちのいる場所は 時空の過ぎる時が長いため
まだ あめの中です。

もう、きょうは つぎの日のつぎの日 内緒ですが 晴れでした。
とてもさむいぜ、おいらは 江戸っ子だい!」
とわけのわからんことをげんきよく伝えていました。


あたらしもりのスクリーンビジョンは
CMにかわっていて
くろいメガネのウサギさんが 
「ちょっと いっぱいのこのスタミナドリンクで
タイムトラベルがあたります。」
とくろい蝶ネクタイを 手で直しながら
いっていた。

宙たちは そのCMに なんと
気づいては いませんでした。




”なあ、宙 もう少し 飛べることを
教えてくれる ところまで どうやったら
いけるんだ?

聞いてきた 道を ゆっくり いってごらんよ”
とペリカン君がいいました。

”んんんと ここのみちを~ まっすぐ飛んで~
シフトフライして~それからっと
トンネルをぬけると ありますよ。って
ヤン ・ヤンヤンって いってたんだ”
と 宙がいいました。


”よし、じゃあ~ いこう。
まだ 宙は すこししか とべないし
くちばしに のれよ、
のせっててやるよ”
とペリカンくんが いいました。


”たのむね、ペリカン君
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でも、あめなんだ、
ペリカン君、だいじょうぶ?”


”だいじょうぶさ、
この青いふうせんを 再開発したら
折りたたみかさに はやがわり・・・。
これで 少し あめは しのげるようになったのだ・・・、
はははは、
宙、 のったか?いくぞ、”
とペリカン君はいいました。


”のったよ、宙は ナビゲーターになるよ、
えっと まず ここの道を まぁすっぐ飛ぶんだ”


”O,K,”
ペリコプターをつけたペリカン君が 飛び始めました。


”つぎは シフトフライ エビフライではないでござる、”
と 宙が ナビゲーターをアナウンスした。


”O、K、シフトフライ ダウンでいってみる、パスワードはペリカン、”
とペリカン君がいいました。


カチっと 空間が 開く音がしました。


”ペリカン君 見事、見事、シフトフライダウンもパスワードも一発であてるなんて
さすがに エスパー級だ~ね”
と宙がいった


”えへへ、 第六感って いうやつさ・・・
かっこいいか?宙”


”んん、んん、 かっこいい かっこいい
で~つぎは トンネル あそこだ
トンネルが でてきたよ~ どうする~”
と 宙は ペリカン君にいった。


宙のナビゲートで 道は 扉を 開けていきました。
あたらしもりの
スクリーンビジョンでは 
ねじりはちまきの お天気キャスターが 
また あらわれて

”宙たちは 不思議な空間にいるのであめでした。
こちらは もう紺晴れの夜
オリオン座が にしに なんとなく傾いて
うつろう時を 演出しています。

てやんでぃ~! 夜のお天気後報でした。
また 明日を お楽しみに”
といっていた。

ちいさなウインドウでは 
相撲や スケート k1
いろいろな 人間もようが いきいき
順番に 映っていました。