フライ トウ ザ MOON歩み(87) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
あたらしもりは
高いビル あたらしもりのすみびとたちで
あふれていました


”宙、あめだね、”
とペリカン君がいいました。


”ん、あめだね、”
と宙がいいました、

”もうちょっと 
飛べることを教えてくれるところは
どこなんだろう?”
と ペリカン君が いった。

”ん、どこなんだろう?”
と宙がいった。



”こまっちまったな~”

”どうしよう~”

”困ったときは この携帯をみて
って もりのカミさまが いってたよ~”
と宙がいった


”おぅ、おぅ そうだった。”
とぺりかん君がいった。


”宙、携帯の電源をいれてみなよ、”
とペリカン君がいった。


”いれたよ、カミさまの あなの中のテレビに
つながってるらしい。

花冷えのつぼみが うつっているよ、
あ、 電話が かかってきた、



♪カミ カミ カミをたいせつに~



お~カミさまのちゃく歌だよ・・・、

ヘックシュン!となつかしいな~、

げんきかな?

そういえば 年末のおもちのお礼を
カミさまにいわないと いけないね、


無事 届きました。

おもちは おいわいで おいしく

いただきました。

カミさま ごくろうさまです。

明るいきもちに 宙はなれました。

カミさまも からだに気をつけてください。”
と宙がおれいをいうと




”宙よ、元気にやっておるか?

ひさしぶりじゃのう、わしのテレビで

宙の様子は 映っておる、

ばばぬきは ジョーに勝ったんだな?

すこし 大きくなっておるの~

わるいが わしには どこが その場所なのかは

わからんのじぁ、



担当は ほれ ほれ 信頼のあるジョーに任せておる、

ヘックシュン・・・、 んん・・・

ジョーとかわるので 少々 おまちください。”

とカミさまが 携帯のまどから 話した。


ジョーが 携帯電話から 
カードを 飛び出すように乗り出して
”宙、着いたか?
こちらの トランプたちは、元気だといっている

姫様に逆らえなくて
こんどは バレーボールを しているのだ。
いえいえ姫様は リーダーシップのおありになる
スポーツ好きの 姫様なんだ~”
と ジョーがいった

”ね~、ジョー どうやって そこまでいけばいいの?”
と宙がきいた。

”そうだな~ 地下をはしるあたらしもりの
乗り物がある。
それに乗って いくと 高いビルのそばでやっておる、
幸運を いのる、なお この音声は 自動的に消滅する・・・。”

”ジョー ジョー、高いビルのそばって どこ~、

あ、 きれちゃた、”
と宙が いった


携帯電話は わかったねというように
真っ青な 持ちうけ画面がうつっていた。

”とりあえず 
その地下ををはしるあたらしもりの乗り物まで
いこう。 どこから 地下を走る乗り物はのれるのだろうね、宙”
とペリカン君はいいました。

”あの駅員さんにきいてみようよ、”
と宙がいいました。

”ん、そうしよう”とペリカン君がいいました。

”あのうすみません、 もうちょっと飛べることおしえて
もらえるところまでいきたいですが、
地下をはしるのりものは どこからのるんですか?”
と宙が その駅員さんに きいた。

うしろ姿が ふりむくと
くろいメガネをかけたウサギさんに
そっくりな 駅員さんだった

”ここのみちを まっすぐ飛んで
シフトフライして
トンネルをぬけると ありますよ。
ヤン ・ヤンヤン”
とくろいメガネをかけたウサギがいいました。

宙は おどろきながらも 気がつかないフリをして

(え! どうして ここに くろいメガネをかけたウサギさんがいるのだろう)

と首をかしげながら ペリカン君のところに

もどりました。


”おーい、ペリカンく~ん、”
と宙は ペリカン君を呼びました。