
空中ドアからは
大きな建物につながっていた。
時間が早いせいか
しんとして 空気が うごめいた。
吹き抜けの下の階は
まばゆいサテライトスタジオの
ライトがたくさんフロアに光っていた。
若いアナウンサーが番組中継にための
準備をしていた。
参加する人たちとギャラリーと
場を 一心に 統一していた。
そうっと欄干にもたれて
のぞいてみた 華だったが
約束の時間があったので
足早にその場所を 立ち去った。
宇宙飛行のようなエレベーターが
何基も 動いていた。
その受付けが 何階か 解らないので
電車の模型や
テレビ番組の紹介のあるフロアの前でそれらしい人に
受付けの階を聞いた。
華は 本当にここの場所に来ていてもいいのかは
不安でいたのですが
とりあえず 見学ということで
小さなこころに 勇気をふるっていた。
そして そのエレベーターで
受付けの階まで のぼった。