もりのスクリーンビジョンは
雨
風
一度 止みそうで また
雨
風
雨
を 映していました。
小さなウインドウでは
マラソンの風景が 写っていました。
”宙、なかなか このきかんしゃは
動かないな~。”
とペリカン君がいいました。
”そうだね、
なかなか 動かないね、”
と宙がいった。
”なんか ゆれてるな~”
と ペリカン君がいった。
”ん、そうだね、 窓のそとは
雨、風、 どうも 春の嵐らしいよ、”
と宙がいった。
”ん、ゆれる、ゆれる、
春の嵐、新しいきせつがやってくるんだろうか?”
と
ペリカン君がいった。
”そうかもしれない、
また、 宙も もっとよく飛べる方法を
おしえてもらって 月様のところまで
飛ぶんだ、”
と宙はいった。
”でも、まだかな 特急、
宙はねむくなってきたよ・・・。”
と宙はいった。
”少しやすんで きかんしゃが
うごきだすのを 待とう”
とペリカン君がいった。
つかの間の春の嵐の きかんしゃの中
そっと そっとで 瞳を 閉じた宙でした。
まだまだ スクリーンは
雨 が そぼふる
くろの世界を 映していました。