フライ トウ ザ MOON歩み(83) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりのスクリーンビジョンは





一度 止みそうで また







を 映していました。

小さなウインドウでは

マラソンの風景が 写っていました。



”宙、なかなか このきかんしゃは
動かないな~。”
とペリカン君がいいました。

”そうだね、
なかなか 動かないね、”
と宙がいった。

”なんか ゆれてるな~”
と ペリカン君がいった。

”ん、そうだね、 窓のそとは
雨、風、 どうも 春の嵐らしいよ、”
と宙がいった。

”ん、ゆれる、ゆれる、
春の嵐、新しいきせつがやってくるんだろうか?”

ペリカン君がいった。

”そうかもしれない、
また、 宙も もっとよく飛べる方法を
おしえてもらって 月様のところまで
飛ぶんだ、”
と宙はいった。

”でも、まだかな 特急、
宙はねむくなってきたよ・・・。”
と宙はいった。

”少しやすんで きかんしゃが
うごきだすのを 待とう”
とペリカン君がいった。



つかの間の春の嵐の きかんしゃの中

そっと そっとで 瞳を 閉じた宙でした。




まだまだ スクリーンは

雨 が そぼふる

くろの世界を 映していました。