フライ トウ ザ MOON歩み(82) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりには
でかいきかんしゃが
消えそうで 消えなそうで
スクリーンビジョンに
映っていました。

おや、スクリーンビジョンの中に
はいってしまったのか

それとも 映っているだけなのか?

いえいえ、ご心配なく、

空中に浮かんで 特急列車待ちの
宙の乗った きかんしゃは
スクリーンビジョンに
映し出されているだけなのでした。

小窓のウインドウでは例年より早い
さくらの開花を
伝えていました。

”もとの姿に戻ってよかったね~、
ペリカン君”
と宙がいいました。

”まだ、このきかんしゃは 動かないのかい?”
とペリカン君はいいました。

”特急待ちらしいんだ、それまでここで~
携帯でも見てみようかな~・・・。”
と宙がいった。

”どれどれ、何が ついているんだい?”
とぺりかんくんがいった

”いろいろな場所の たとえば宇宙とか
南極とか ハワイとか 中国とか
日本中から 写真や お話が ついているらしいよ”
と宙がいった。

”へ~、そうなんだ、いいんじゃいか?”
とペリカン君がいった

”ね~、ね~
おいしいものも ついているよ、”
と宙がいった

”ほんとだ、おいしそうだな~”
といっていると

野球のユニフォームをきた 
野球帽をかぶった ややハイテンションの車掌が
”まだ まだ 特急は 雪国の雪で 動けない状態になっています。
もう、しばらく おまちください。”
と案内にきました。


”ペリカン君、きかんしゃの ウインドウに
トンネル掘る人の話をやってるよ、”
と宙がいうと


”すごいんだな~、”と
ペリカン君がいいました。

”この携帯 テレビもうつるんだ~”
と宙がいった。

”なになに、テレビ君がテレビの近い将来の話を
してるよ、

少しはテレビも休んでみたら いいかもな・・
で、何が みつかるんだろ~?”
と ペリカン君がいいました。

”んん、考えてみるのもいいかもね、
若い人のテレビ局体験ツアーが いいかもね、
番組作りにはいってもらう体験旅行・・・、はどうなんだろ?”
と宙がいった。

まだまだ きかんしゃは 特急まちです。
いつ動き出すのでしょう?

もりのスクリーンは    
紺晴れのそらを映し出し
まだまだ 肌寒いそらに
星をところどころ浮かべていました。