もりには
でかいきかんしゃが
消えそうで 消えなそうで
スクリーンビジョンに
映っていました。
おや、スクリーンビジョンの中に
はいってしまったのか
それとも 映っているだけなのか?
いえいえ、ご心配なく、
空中に浮かんで 特急列車待ちの
宙の乗った きかんしゃは
スクリーンビジョンに
映し出されているだけなのでした。
小窓のウインドウでは例年より早い
さくらの開花を
伝えていました。
”もとの姿に戻ってよかったね~、
ペリカン君”
と宙がいいました。
”まだ、このきかんしゃは 動かないのかい?”
とペリカン君はいいました。
”特急待ちらしいんだ、それまでここで~
携帯でも見てみようかな~・・・。”
と宙がいった。
”どれどれ、何が ついているんだい?”
とぺりかんくんがいった
”いろいろな場所の たとえば宇宙とか
南極とか ハワイとか 中国とか
日本中から 写真や お話が ついているらしいよ”
と宙がいった。
”へ~、そうなんだ、いいんじゃいか?”
とペリカン君がいった
”ね~、ね~
おいしいものも ついているよ、”
と宙がいった
”ほんとだ、おいしそうだな~”
といっていると
野球のユニフォームをきた
野球帽をかぶった ややハイテンションの車掌が
”まだ まだ 特急は 雪国の雪で 動けない状態になっています。
もう、しばらく おまちください。”
と案内にきました。
”ペリカン君、きかんしゃの ウインドウに
トンネル掘る人の話をやってるよ、”
と宙がいうと
”すごいんだな~、”と
ペリカン君がいいました。
”この携帯 テレビもうつるんだ~”
と宙がいった。
”なになに、テレビ君がテレビの近い将来の話を
してるよ、
少しはテレビも休んでみたら いいかもな・・
で、何が みつかるんだろ~?”
と ペリカン君がいいました。
”んん、考えてみるのもいいかもね、
若い人のテレビ局体験ツアーが いいかもね、
番組作りにはいってもらう体験旅行・・・、はどうなんだろ?”
と宙がいった。
まだまだ きかんしゃは 特急まちです。
いつ動き出すのでしょう?
もりのスクリーンは
紺晴れのそらを映し出し
まだまだ 肌寒いそらに
星をところどころ浮かべていました。