フライ トウ ザ MOON歩み(62) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
もりは
くもり

とおもっていたら
久しぶりの日差しが
さしてきた

しろいひかりから
明るい光りがさして
いました。

”宙、具合はどうだ、
熱をはかろうか?”
とペリカン君がいった。

”ん、そうする、
えっと 36度6分
熱、おさまったみたい、
よ~かった。”
と 宙はいった。

”いやいや きょう一日夜まで
下がるのを 様子をみたほうがいい、”
とペリカン君はいった。

”新聞とってくる”
と宙がいいました。

”おいらがいってくるよ、
宙は 熱が下がったばっかりなんだから、
気をつけなくちゃね~

きのうだって あさ さがったのに
いいかと おもって 外にでたら
熱 は もどってきたんぞ!
だめだ だめだ!”
とペリカン君がいった。

”じゃあ、お願いします。”
と宙がいった。

"新聞 とってきたぞ~!
去年 ことしは テレビ君50周年らしい、
番組をいろいろやってるよね、宙”
とペリカン君がいいました。

”そうなんだ、なんか 宙は
熱 下がって ねむくなってきた・・。”
と宙がいった。

と古家のテレビが ウンウンというように
勝手に電源が切れたりつたりして うなずいていた。

携帯電話がなって
待ち受け画面で 
梅の切り立ったきれいな画像がでて
宙ちゃん、まだ かぜに気をつけてね、と
いうように ぱっと紅くと出ていた。

”宙、もうひとねむりできたら
かぜもきっとよくなるさ、ゆっくり休め、
熱で 寝られなかった分
熱がさがったから、休めると 直るよ、”
とペリカン君がいった。

”そうする”
と宙はまた ふとんでねむりに
つきました。

もりは 風を吹いていて
暖かくなるお日さまの長居する
新しいきせつの 予感を
空気を動かして
詩(うた)をうたっていました。

宙ちゃんがよくなる頃
また ほんのすこし
あたたかくなりますよって・・・。