もりは
ひさしぶりに
たたきつけられような
雨音が
ひびいていた
さむ~いあさ
くらいあさに
"宙 おはよう、”
とペリカン君はいった。
”ねむ~い、ねむ~い”
と宙がいった。
”宙 飛ぶれんしゅうは?
どうするの?”
”ねむ~いの ペリカン君
ゴホン、ゴホン”と宙がいった。
”まずいぞ? 宙、かぜか?
熱 はかってみるか?
どれどれ~、
こりゃ~いかん、40度の熱だ、
宙、ねておけな、
飛ぶ練習は かぜがなおってからだ、”
とペリカン君がいった
。
”目の前が くらくらする~”
と 宙がいった。
”宙も よくがんばってきたよね、
5ヶ月 色んなことがあったし、
ゆっくり やすんで よくねむるんだ、”
と
ペリカン君はいった。
”そうする、”
と宙はいって
くーく~と 眠りにはいった。
宙ちゃん 起きて元気になったら
また 飛ぶ練習しようね、
もりは 雨がやみ
一番星がくもからにじむように
光をだして
心配そうに
古家の 宙に 鈍く 光りを
あてていた。