フライ トウ ザ MOON歩み(43) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
2月の満ちどきの
もりは
ほんわか
つめたいようでも
あったかい

”宙 卒業のおいわいの会
準備はできたかい?”
とペリカン君はいった

”できた できたよ
台本にプレゼント
スーツに
ブーツ、
あしたは
はれるかな?”
と宙はいった

”ペリカン君、チョコは
どんな チョコを作るのか
きまったの?”
と宙はきいた

”おー、
落花生いりの
ハートチョコにしようかな?
うまくできるかな?”
とペリカン君はいった

タタタタタタ、

古家のそとでは
もりのすみびとたちの
マラソンの練習のおとが
すぎさっていきました。

”よし、あしたは
10時 会場だな、宙、”

”うん、またペリカン君
くちばしにのせていってね、
宙、おめかししていくんだから・・、”
と宙はいった

”まかしてけ、がってんだ!”
とペリカン君はいった

もりのお日さまは
ほんのすこし
なごりおしそうに
ビルの屋上でひとやすみ
地上を見守っている

こおる世界から
とけだしそうな
予感のもりのゆうぐれは
マットな感じのおれんじのゆうやけ

そして
きらりといちばんぼし
なぜか 満つる月さまの姿はみえず

このそらが
つながっているなら
いつの日にか
月様のところに
いってみたいね、宙。