もりの夜は
うすいくもでおおわれて
半分より 丸くなるはじめた
月様に光をにじませている
星たちはそのすがたを
かくして
また 次の出番をまっている
”宙、卒業の会のうちあわせ
いったのかい?”
とペリカン君はいった
”いった いった
いったよ”
と宙はいった
”台本、もらったんだ、
うまくできるかな~”と
宙はいった
”だいじょうぶさ、
また きょうから
れんしゅうしようよ、
みてあげるから!”
とペリカン君はいった
”そうなの?”
と宙はいった
”曲のほうはどう?”
”ぼちぼちさ、
チョコレート、かいにいかなくちゃ、”
とペリカン君がいった
”あした いこうよ
チョコの本も
さがしにでかけよう。”
と宙はいった。
”そうしよう、そうしよう、”
とペリカン君がいいました
くろの夜がきて
また、すこし
時、
時がながれていきます
月様がそうっと
古家を照らして
あしたのお天気は
晴れでしょうか?