もりの古家のあさ
まどから
お日さま差し込んで
古家の中に
へやの中の
ちいさな 丸いお日さまを
作る
宙は ひだまりに起こされるが
部屋の中の
ちっちゃなお日さまは
宙が起きるとはずかしくてなって
いなくなってしまった
”宙、さすがに
きょうは もりの学芸会の練習は
ないのかい?”
と
ペリカン君はいった
”ないよー。
きょうは休みなんだ~”
と宙はいった
”飛ぶ練習は
どうなの?
やってっる?”
”まあね、”
”ペリカン君も宙ちゃんも
きょうは、おてんきがいいから
たまには、ドライブにでも
行かない? のせてあげるわよ”
”ドライブ~?宙、一度
車でドライブしてみたかったんだ!
いくいく、の、せ、て、”と
宙はいいました
”ドライブか、たまの休みは
ドライブもいいな~、
のせてもらえますか?”
とペリカン君はいった
古家から くるまは発車して
もりのまがりくねった
もり道を
快適にはしりました
お日さまは
車のまえにきたり
後ろになったり
助手席側だったり
運転席がわにきたりして
いろいろ顔をのぞかせて
くるまは まるで
お日さまのてのひらの上を
走ってるようでした