満天はこおるような
青空
地平の帯に
雪山のようなくもを
たずさえ
つめたく冷える空気
”宙、今日は練習あるかい?”
とぺりかん君がいった
”きょうは おやすみだけれど
森の夢の家で 森の子ども達と
みんなで
マスコットを作るっていってた”
と宙がいった
”森の夢の家か、
送っていってやるよ、
くちばしにのれよ、いくぞ~!”
とぺりかん君がいった
”いくいく、宙、いっく!”
と羽根をバタバタさせながら
ぺりかん君のくちばしにのって
森の南のほうにある
森の夢の家についた
”いってきま~す!”
と宙は たのしげに
森の夢の家へ入っていきました
めずらしく 森の子ども達と
遊ぶなんて いい場所があるんだなと
ペリカン君は思いました
しばらくして むかえにいくと
宙は
”ありがとうございました。”
といって
ペリカン君のもとへきました。
”ペリカン君、宙ね、
ウサギさんのマスコット作ったよ!
ユン・ユンユン、
いつまでここにいるんだい”
と宙がいった
森の夢の家の中の子ども達は
にぎやかでした。
”宙、トラねこさんが
新しく 新鮮な食材のレストランを
はじめたらしいんだ、
行ってみないか?”
”いいよ、いく いく いっく~”
”じゃあ、くちばしにのって
ひとっとび~、”
と宙とぺりかん君は
トラねこさんの新しいレストランに
つきました
ふたりでおいしいハンバーグを
食べていると
森のレストランの窓のそとに
粉雪が ふわり ふわり
舞い 降りてきました
”ほら、雪、ゆきだよ、
ぺりかん君、
雪が森に降ってきた、
きれ~いだね~、”
と宙はいいました