一月に一度、お医者さんに
通うことになりました。
こんなちいさな赤ちゃんを
連れて行くのですが
病院は 多くの患者さんがいました。
駐車場も満員でした。
けん命に診察にでかけました。
ちいさないのちは
多くの不具合を拾い易く
ほんの少し
投げやりになる日もありました。
2歳11ヶ月で歩くようになれました。
両手をばんざいのようにして
バランスをとって
歩くことができたのでした。
同じ年のこどもたちは とっても 元気で
ふつうに歩いて 走っていました。
素敵にいのちが輝いていました。
やっと歩けたうれしさに
一生けん命だったさくこには
走ってるおともだちを
追いかけることはできませんでした。
なにしろ 両手がようやくあいて
やっと 歩けたばかりだったです。
言葉もなぜか
なかなか 出てくるのが
おそかったです。
喜びの中で 時間のずれが
なんだか解らずに
時を過ごしていました。
暑い暑い日々がつづいて
いました。
そして 時は流れて
いき
そんなある日、
万博が開催される話を
聞いて
思い切って
さくこを連れて
いくことに
したゆめこでした。
つづく