
やってきて、
お外には
あさのそらに
ぽっかり浮かぶ
欠ける白い月様
お日様はひがしのほうから
のぼり
霜の日のまほうが
溶けたように
日差しを あてて
影を つくる
遠くと遠くから
そぅと 二つの星が 出てきて みつめあい
あさのそらに
いろどりを加えていた
”おはよう、ペリカン君”
と宙はいった
”おはよう、宙 ”
とペリカン君はいった
”あさ 暗いから ひだまりが
遊びにくるまで ねてしまうね、”
と宙がいった
”あさ、なにたべる?”
と宙が きいた
”んん、バナナでいいか?”
とペリカン君がいった
”ん、バナナって おいしいね、
たべる~”
と宙はいった
きょうのあさは
てっとりばやく
バナナをふたりで食べました
”森の学芸会のリハーサルが
きょうあるんだ、宙
いそいで したくして!”
とペリカン君がいいました
”ん、・・・”
といいながらも
宙は アルトリコーダーに
夢中で 背中の羽根をバタバタ
動かしながら、
指であなをふさがなくても
器用に リコーダーを
吹くだけで メロディをつけて
リズムも 合いの手のように
いれて 吹いていました
”宙、どうなってるんだ?
不思議に うまいぞ!
でもな もういかなくちゃ・・、
な!”
とペリカン君がいった
”いく、いく、いま いくよ~”
と宙はいいました