フライ トウ ザ MOON歩み(13) | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム

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凍るようなつめたさに
体も冷える古家の
ファンヒーターは
ごーごーと
フル回転していました

古家のおそとの空は
凍りつくような
透明な紺色で
マットなしろい雲を
貼り付けて

ふゆの熟しどき、
そろそろ 雪のたよりが
聞こえてきそうな
つめたい夜
ふゆは冬

”えっとな、
つづきは、

(語り)
ちいさなおんなの子の病院へ
自分の病院の外出届けを
だして、
ちいさなおんなの子に
あいにいきました

おんなの子は
保育器にはいっていて
まばゆいほど

ぴんくに
光っていました

(おかあさん)
「・・・・・」
「看護婦さん、ありがとうございます。
無事なんですね、」

(看護婦さん)
「もう一回、手術がありますが
がんばってますよ。」

(おかあさん)
「どうか、このこを助けてください。
お願いします。」

(語り)
夢にまでみたわが子に
まだ手術があるとしても
身近のそばに来られて
そこに いるということが
心強い希望でした。

(看護婦さん)
「 はい、・・・」”
とペリカン君は読み上げた。

”もう、一回手術があるのね、
うまくいくといいね、”

と頬づえを
ついて 宙はいった