色どりの街
つづきだよ
信号の赤
お日さまの
まぶしいしろいメタルなおれんじ
そらの青 綿雲のしろ 光るくも
ぐずる グレーのくも
とうめいな雨粒色
ときには 嵐色
アスファルトの グレー
色とりどりの家並み
色とりどりのくるま
信号の青
ハンドルを右に切って
家に着くと 庭のみどり
パソコンのシルバー
窓のくろ
色とりどりにつつまれて
なにかのいろもかえつつ
時をきざむ
(ゆきこでした、どうぞ)
いよいよ学校の終業式も終わって
さむくない
始業式の前日でない
暖かな日を選んで
ほのかと咲子は
ディズニーランドへと
はじめての のぞみに
乗っていました
おなかの痛くなるほのかにとって
バス旅行にはリスクがあつたので
トイレに近いせきで
安心してのることができました。
東京駅をほのかを
歩かせるのは それは
一仕事でした
そして 憧れのホテルという場所
に荷物を預けて
そのシチューエーションは
ほのかを10年育てきた
ご褒美のように 別世界で
咲子をいやしていました
10年間の決して順調といえぬ
寂しさは ここで
この日だけはセレブのような
想いでした
ディズニーランドのなかでも
ほのかは ほんの少し
固まることは あったですが
やさしい対応でここに
きてよかったと思いました
夜はきらめくパレードをみて
ホテルで休みました
ほのかはなれないベッドで
朝は ベッドから
落ちていました。
夢の国に その日もいって
ほのかは ミッキーをおぼえた
ようでした。
その年もさくらはきれいに咲いて
明るい日々をむかえいれようと
していました。
つづく