小さな女の子の 手のひらの上
彼女は8才
あさの雨の涙 落ちた後
ひきずった こころのきずあと
重い足どりのあゆみ
まわりのかわいた いいようにない視線
かわいた言葉と奥深い心にきめた
負けない 笑顔
つながりさえ おそれた朝
そんな ある朝
天使のような
一番のこぼれるような笑顔
フェンスに 息づいた 雨のしずく
ひとさし指に のせ きらっと 光る
ちいさな女の子の てのひらに 移り
暗く沈む視線の目の前で
銀色のしずく
一緒に歩こう
泣かないで
何も 思ってないよ
一緒に 話そう
何にも 避けてないよ
気にしないで
ちいさな 女の子の てのひらの上
いいようのない 力の 銀色のしずく
彼女は8才
こころから やすらぎ
こころから 笑い
こころから 一緒に歩き
こころから まわりに声をかけられた
ちいさなてのひらの上の力の銀色の雫
救われて 生きていて 良かった