色どりの街 <携帯電話> | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
色どりの街 つづきです

保育園に行かせられなくて
なんとも言葉のない生活でした
なかなか からだはうまくは
動いてはくれませんでした。

もう一息がんばるはずの
プリクラつきのお手紙
だったはずなのに
こんなことになるなんて
あいた口がふさがらない
生活でした

やっとすこし症状がおさまって
のこり少ない保育園に通いだしたころ
咲子はマンションを出ることにしていました
ほんのすこしでも家賃を浮かせて
生活をするためでした。

古い文化住宅が近くに一軒ちょうど
あいたのでした。
なにしろ一軒家は一軒家でしたが
木の戸でした。
大家さんにあたらしいサッシに
かえてもらうことにお願いする
ことにした咲子でした

引っ越すにあたり、母に
相談をしていた咲子でしたが
母のからだの具合が悪く
なって入院したという
知らせがはいりました。

お見舞いにほのかを車にのせて、
よしひろ君を留守番をさせて
郊外の病院まで携帯電話を
もって走りました。
ひとり 留守番のよしひろ君から
なんども運転中に電話がはいって
なんどもとって走った咲子でした

いつでもよしひろくんの電話を
とれる携帯でしたが
運転中はさすがに電話をとるのに
緊張していました。

注、現在は運転中の携帯電話は禁止です。