つづきです | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
(ゆめこ)「そぅーとね。そぅーとね。歩こうね。」

(語り)それでも容赦のない暑い 日差しは
    身体に、よくあたりました。とにかく空調の
    きているところまで たどりつくことが
    できました。

(ゆめこ)「さくちゃん。トイレに一度行っておこうね。」

(語り)  行きたくもないトイレに行くことに
      しました。
      たどりついたのは インド舘の甘いかおりが
      して 中ほどに進むと回廊になっていて映画
      がうつしだされていました。
      ふたりで どんと 腰をついて
      暑さを いやすことにしました。
      どこかで 見たような なつかしい映画
      でした。

(ゆめこ)「さくちゃん、すずしいね。」

(さくこ)「うん。」

(語り)  父の幸男は いつも夜勤で 
      休みが 不定期なのでいっしょには
      来れなかった。兄の正史は 妹と歩くのに
      業をにやしていて つまらないと
      ゆめ子の実家の祖父のところへ 行って
      しまっていた。