フライ トウ ザ MOOM NO.40 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
うすぐらいあなの中
ほわっと
あたたかいくうきに
つつまれた
カプチーノを飲んだ全員、
いっしょに
紙でくちをふいた
ウサギもポケットから
紙を出して くちを
チクチクチとくちをふいた
カミさまは
けむりだけのはまきの先を
かみました

モンブランとパンプキンパイは
食べ始めたところで
終わっていました

”宙の大好きな歌を
 うたいます
 「かぞえ歌」は とても素敵な歌です
 ここでは”雨の音をうたいます
 きいてください”

♪ あめのおとは トトトト~
  雨のぶつかる音は ト、ト、ト、
  大自然のアーチストたちが
  コンサートを開いてる

  ため息まじりに
  聞こえる車の音
  人は誰でも 急いでいる
  アーチストたちのつくっている
  ミュージュクに
  すこしも耳をかさないで
  
  あめのおとは トトトト~
  雨の音は   ト、ト、ト、
  ひと雨ごと ふゆを呼んでいる
  コンサートが聞こえてくる

  夢見ている 紺晴れの流れ星
  きょうははれてくださいな
  ゆっくり空を 見あげて
  願いがかないますように

  ルル ルル ルルル~♪
  

”ありがとうございました、
宙が生まれる前に おかあさんが
作った歌がテープに残っていたものを
うたってみました。”

ふしぎな鏡は
雨上がりのぬらした道を
映していた
空は すこし しろの雲を
霧のようにはって
そのあいだから紺空を
のぞかせて、
うすい星座を映していた
そして飛行機の光が
願い星のように
空に きらめいていた絵を
映していた