なっとうこわい
納豆が嫌いです。
納豆を食べるぐらいなら躊躇なく腹をかっさばき死を選ぶというストイックな信念を心に誓っていた私だが先日ネットに読んだ記事に
『納豆に含まれるは「イソフラボン」には女性らしい体をつくるエストロゲンと同様の働きがあり、美白作用、保湿性の向上といった肌の美容効果も認められています。ほかにも豊胸効果(バストアップ)や生理不順の改善などがあります』
・・・・・・・・・・・・・豊胸効果
・・・・豊胸効果?
豊胸効果!?
山田くーん納豆バケツ一杯もってこーい
先ほどの信念も豊胸効果の前には紙くず同然。山の天気のような変わり身の早さで早速納豆についての情報を収集にかかる
納豆が体にいいと言うのはあるある大辞典でも実証済みです!(ダメ)
納豆を食べよう!食べればいいじゃないか!食べれば分かるさ!
納豆がダメな理由、要はあの臭さと味を緩和させればいいのです。
幸い我が日本には薬味というすばらしい香味野菜が数々あります。
他の薬味の味で納豆臭さを消してくれるわ!
というわけでネギと大葉を細かく刻んで納豆に投入。
よーーーーくまぜまぜしていざ!出陣!
納豆をご飯の上にかけ・・・ぎゃああああああ!
手にネバネバが!ネバネバが!臭い!伸びるだけで取れない!悪霊退散!悪霊退散!
一度手を洗いに台所へ走りまた戻ってくる。
もうこの時点で興がそがれまくってますが意を決して納豆を口に・・・
う・・・うん食べれなくはない、食べれなくはないんです。
正直白ご飯で食べたかっ・・・ゲフンゲフンいえ、何でもありません(豊胸効果、豊胸効果)
というかねネギと大葉の味が負けてるんですよ!結構入れたと思ってたのに歴史的大敗ですよ。おそるべし納豆菌。
でもなんだかんだでご飯一杯完食。
納豆食べれた!まだ味の改善の必要はあるけど。
よし今度は親のカタキかというくらいネギと大葉を大量投入してみよう(それじゃ只のネギと大葉だよ)
そう、もう一度食べてみよう。
ふっ・・・ふん!別にあんた(納豆)の事美味しいって認めたわけじゃないんだからね!
ちょっとだけ譲歩して見てもいいと思っただけなんだからねっ!
納豆デレ期突入・・・・か?
こいつら100%伝説
今まで読んだ中で一番笑った漫画を言えと問われたら「岡田あーみん」の漫画と答えます。
もうぶっちぎりでトップです。
目が顔の3分の1を占めているような、やたら目をキラキラさせたキャラの男女が両想いになるまでに単行本10巻ぐらいを費やすようなマンガが大半だった漫画誌『りぼん』の中において岡田あーみんはまるでサンバを踊りながらお通夜に乱入したかのような場違いな作風の変態ギャグ漫画を連載していました。
当時の私はその猪突猛進、傍若無人っぷりのあーみんワールドの魅力にどっぷりはまってしまい以後あーみんを笑いの師匠と仰ぎ心のバイブルとしていたのでありました。
岡田あーみんの代表作といえば「お父さんは心配症」を思い出す人が多いと思いますが
「こいつら100%伝説」も負けてはいません。
個人的にはこっちの方が笑えました。涙が出るくらい笑った笑った
というわけで「こいつら100%伝説」あらすじ
時は戦国、世は地獄、命を狙われた白鳥城のお姫様を守る為、忍者の極丸、危脳丸、満丸(+ターミィ)そして師匠が繰り広げるドタバタギャグコメディなのですが、あとはもう読んで笑って下さいとしか言いようがないです。
所詮あーみんワールドを文章で表現しようなど無理な話なのです。
作中には理不尽な暴力シーンやおびただしい流血シーン、また数々の老人虐待(笑)シーンが満載ですが何故か不快な気分にはなりません。むしろいっそすがすがしいまでに爽快な気分になります。
何故ならあーみんが描くキャラ達の根本にあるのは友情であり、愛情であり、信頼なのです。
ずいぶん行過ぎた愛情表現ではありますが。
☆個人的「こいつら100%伝説」NO.1シーン☆
最終回あーみんがパーティで貰った犬のランプを壊すくだり(そこかよっ)
ごめんなさいこんな時どんな顔すればいいのかわからないの・・・
オチ:笑えばいいと思うよ
「じゃあまた来週」
夕暮れの駅は人の波が途切れることく行きかっていて
その喧騒の中私達は手を振って別れる
めずらしく改札口まで見送りに来てくれた事が嬉しくて改札を抜けたところでくるりと振り返り大きく手を振ってみると彼はあきれたような顔して軽く手を上げた
その表情にクスっと心の中でほくそえむ。
その困ったようなあきれたような表情が見たくて私はいつもはしゃいで見せるのかも
上りのエスカレーターに乗った所で後ろ髪を引かるようにもう一度振り返り彼の姿を・・・
あの野郎!もう居やがらねえ!普通こういう時は彼女の姿が見えなくなるまで・・・とかが定石だろってうぉ!!!!
そこからはスローモーションのようでした。足先に感じた衝撃、ゆっくり回転していく視界、そして宙を舞う手荷物。
頭の中ではいくつもの思い出が走馬灯のように浮かんでは消えてゆきました。
そして気が付いたら私の体は渾身のヘッドスライディングをかました野球選手のごとき床をすべっていました。
バーゲンで手に入れた服を撒き散らしながらです。
出典:真山ミツキ著「その時床は止まった」92Pより抜粋
ゆっくりと立ち上がると周りの視線が痛い!
皆笑いたくても笑えない顔になってる!
「絶対に笑ってはいけない駅構内」みたいな雰囲気になっている!
笑えよ!我慢は体に毒だぞ!
いっそ笑って下さいお願いします。
そうしていきなりエスカレーターの終着地点でコケた女は半笑いのまま電車の中へと姿を消したのでありました。
10年振りぐらいに手のひら擦り剥いたわ
