今日は久しぶりに彼女と会う


LINEは返してるし電話もするけど実際に会うのは1ヶ月ぶりくらいだ



齋藤「な~な〜みぃ~!久しぶりっ!」


俯いてスマホをいじってる女性に抱きつく


後ろ姿でも分かる、私の彼女橋本奈々未だ


橋本「…飛鳥いきなり抱き着いてきたら危ないでしょ…それにこんな街中でバレたりなんかしたら…」


齋藤「えー……じゃあ私の家行こっか!」


そう言って二人で歩き出す



道中下らない話や思い出話で盛り上がった


やっぱり奈々未といると楽しいな



そんな事を考えてると急に口の中に違和感を感じる



齋藤「ねぇ奈々未、ガム持ってない?」



橋本「持ってないけど…どうしたの?」



齋藤「急に口が寂しくなっちゃって」



橋本「コンビニでもよる?」



そんなやり取りをしていたのは人気のない場所



丁度いい


齋藤「コンビニはいいから…キスしよ?」


橋本「はぁ!?ここ外だよ!?」


齋藤「知ってる」


橋本「じゃあなんで…」



誰かが見てるからとか恥しいからとかバレたらとか



齋藤「細かい事はどうでもいいよっ」



橋本「いや細かくないから」



齋藤「私がしたいの…それでいいじゃん…」





そう言うと奈々未は少し悩んで私を路地裏に引っ張って行く


私は壁に背を預けて奈々未を見る


橋本「…今回だけだからね?」



齋藤「分かったからはやくっ」 


最近全くイチャイチャ出来てなかったから待ちきれず催促してしまう


橋本「仕方ないなぁ…」



そうは言っているが顔が真っ赤だ



…奈々未だって期待してたんじゃん


そう思うくらいに荒々しいキスをされる



そういえばキスしてる間って何考えてんだろ…


私の事?


それとも自分の事?


いやもっと別の事かも……



仕様もない事を考えていると息が苦しくなってくる



流石に長くない…?


苦しい事を伝える為に奈々未の胸元を叩くと素直に口を離してくれる




空気を吸おうと口を開けた瞬間奈々未がまた私の口を塞いできた




齋藤「んっ…!?」


何が仕方ないだよ…めちゃくちゃ楽しんでんじゃん…




数十秒して口が離れる

頭がぼーっとしてうまく立てない



そんな私を支えてくれる奈々未


優しいなと思いながら奈々未に体重をかけると




橋本「家行ったらこれ以上のことしていいんでしょ?」

と耳元で呟かれた




齋藤「……バカ、変態…もう知らない」




翌日の仕事に支障が出たのは言うまでもない。