キーンコーンカーンコーン


聞きなれたチャイムがなる。



私にとってこれは地獄の始まりのチャイムだ



授業が終わり勢いよく教室を飛び出していくクラスメイト達




平手「…元気だなぁ…」



自然とそんな言葉がこぼれる



長濱「てち、部活あると?」



背後から幼馴染が話しかけてくる


平手「分かってて聞いてるでしょ?」



うちのバスケ部は凄く強い


それ故に練習量が他の比ではない



長濱「いい加減やめればいいのに…」


ねるのその言葉が嫌味でないことはわかる



                     バスケ
でも私には これ しかないのだ



平手「ごめん、ねるそろそろ時間だから行ってくるね」



心配してくれている幼馴染の言葉を無視して私は今日も体育館に向かった



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結局今日もいい結果を出せなかった




平手「あー……あー…」



帰り道のベンチで溜息が止まらなくなる。




長濱「て~ちぃっ…」



名前を呼ばれたと思ったら背後から衝撃が…



ねるだな


長濱「今日はどうしたと?何があったん?」



方言が出てるよ…


長濱「またなんか言われたの?」


なんで分かるんだよ


長濱「ねぇだからバスケ部やめよう?」


嫌だやめたくない

バスケがしたい


長濱「このままじゃてちの体も心も壊れちゃう」


………

長濱「ねぇ…」



平手「………さいな」


長濱「え?」


平手「うるさいんだよさっきから!」


平手「なんで私の事なのにねるがやめろとか言うの!?自分のことくらい自分で分かってるよ!」



平手「自分が部活内で足でまといなのも!」

平手「邪魔者扱いされてるのも!」


平手「でもやめたくないの!私はバスケを続けたいの!ねるなんかにはわかんないよ!」




私の中で溜まっていたものが爆発してねるに当たってしまう


平手「あ、ごめ……違くて………」



私が謝罪の言葉を探していると
ねるが小声でごめん、と呟いてその場を去ってしまった




あんな言葉言いたかったわけじゃないのに



ねるを悲しませる事なんて言うつもりなかったのに