幸運の秘訣 「 吉・福を招く生き方を徹底追及する 」
(2/20)
おはようございます。
今日も、江戸時代後期の農政家、二宮尊徳 の一言
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【今日の一言 2018年2月20日】
「禍福吉凶というものは、 人それぞれの心と行ないとが招くところに来る」
(二宮尊徳 農政家)
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例年に比べて天候不順で気温が低い天保4(1833)年、金次郎47 歳の初夏のこと、出先の陣屋の夕食に出た新茄子を一口食べた金次郎は 「秋茄子の味がする」と驚き、「大変な凶作になるのでは」と異変を感 じたと言います。
そして過去の大きな飢饉の内容や周期を調べることにより、近々大飢饉 が起こることを予測し、凶作に備えた施策を打ち出します。
年貢を免除して、気候変動に強い稗(ひえ)やイモ、大根などを育てるように指導し、作物の備蓄を進め、それまで貯めていたお金で米や麦を 買い入れました。
金次郎の予感は当たり、やがて天保の大飢饉が始まりました。
7年間も飢餓状態が続き、多くの人々が命を落とす中、金次郎が治めていた 桜町では備蓄ができていたので餓死者を出すこともありませんでした。
これを伝え聞いた各藩が救援を求め、金次郎は要請に応えて600以上の 村々を救ったのです。
「いま、富める者は、必ずといってもよいほど、その前から徳を積んだもの である、もし麦を蒔かなかったら、来年は麦がまったく実らない。麦の実り は冬から力を入れてきたからである。稲を仕つければ秋には実る。米の実り は、春から丹精してきたからである」(二宮尊徳)
「楽しみを見て直ちに楽しみを得んと欲するものは、盗賊鳥獣に等しい。人 は勤労して後に楽しみを得る。富をみて直ちに富を得んと欲する者は、盗賊 鳥獣に等しい。人はすべからく勤労して、しかる後に富を得る」(二宮尊徳)
「よく徳に報いる者は、将来の繁栄のことはさておき、今日ただいまの丹精 を心掛けるから自然と幸福を受けて、富貴がその身を離れない」(二宮尊徳)
幸運の秘訣 「 いずれ死ぬと覚悟して生きる 」
(2/19)
おはようございます。
今日も、江戸時代後期の農政家、二宮尊徳 の一言
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【今日の一言 2018年2月19日】
「およそ人と生まれ出た以上は、死ぬのは必定だ。
長生きといっても取るに足らぬほどの相違で、
たとえばロウソクに大中小とあるようなものだ。
人と生まれ出た以上は必ず死ぬものと覚悟してしまえば、
一日生きれば一日の儲け、一年生きれば一生の得だ」
(二宮尊徳 農政家)
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桜町の復興に至るまでの道のりは多難でした。
1823(文政6)年、37歳で田畑・家財を処分して桜町に移転し 改革に着手しますが、41歳のとき、領民中の不平分子が騒ぎだし、 また、役人として金次郎に理解の無い豊田正作が赴任し困難が増し ます。
やり方に反対する名主や、「年貢を取りに来た口先のうまい男だ。騙さ れるとえらいことになるぞ」といったような誹謗中傷で行き詰った金次郎は43歳のとき、ふっと行方不明になってしまいました。 金次郎は、「自分の誠が足りないからだ」と成田山新勝寺にお願いして こもり21日間断食して、毎日数回水行を行って、上は大久保忠真の 心を安んじ、下は百姓を救うことを祈願し、昼夜怠りなく祈念したのです。
この断食修行で金次郎は「一円観」という悟りを得て「打つこころ あれば打たるる世の中よ 打たぬこころの打たるるは無し(人には 絶対の善人もいないかわりに、絶対の悪人もない。至誠をもって当 たれば、復興事業を妨げる人々の心をも動かすことができる)」と 詠んでいます。
断食修行を満願した金次郎はシンパの農民に「帰って来て欲しい」 と懇願されて桜町に戻ります。
人生を「神徳(天地自然のめぐみ)、公徳(社会の恩恵)、父母祖先 の徳(肉親のおかげ)に報ゆるに、わが徳行(報恩、感謝、積善) をもってする実践の道」と定義した金次郎は、抵抗勢力もいる人々 を前にして「復興が成る、成らないにかかわらず私は生涯、この桜 町を動かないことを不動尊に誓いました。どうぞみなさんよろしく お願いいたします」と決意を述べました。
真剣さを感じた豊田正作や農民たちは以後一致団結して復興に取組むようになり、やがて金次郎は、桜町を復興させました。
10年間の成果を藩主忠真に報告したところ、「尊徳の仕事は論語の以徳報徳である」と褒められたとのことです。
「生きているときは人で、死んで仏になると思っているのは間違いだ。 生きて仏であるからこそ、死んで仏なのだろう。生きてサバの魚が、死んでカツオになる道理はない。林にあるときはマツで、切ったらスギに なるという木はない。だから生前から仏であって、死んで仏になり、生 前から神であって、死んで神なのだ」(二宮尊徳)
幸運の秘訣 「 人の長所を見出だして活かす 」
おはようございます。
今日も、江戸時代後期の農政家、二宮尊徳 の一言
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【今日の一言 2018年2月16日】
「万象具徳
どんなものにも よさがある
どんなひとにも よさがある
よさがそれぞれ みなちがう
よさがいっぱい かくれてる
どこかとりえが あるものだ
もののとりえを ひきだそう
ひとのとりえを そだてよう
じぶんのとりえを ささげよう
とりえとりえが むすばれて このよはたのしい ふえせかい
(ふえ=勤労によって、社会的、経済的な効用が増加すること)」
(二宮尊徳 農政家)
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金次郎は物や人に備わる良さ、取り柄、持ち味のことを「徳」と名づけ、あらゆるものに「徳」があると考えました。
自然の恩徳や社会の人々の恩徳に感謝し、その恩徳に報いるために、各自がそれぞれの持ち場で最善の勤めを果たすことが大切だと訴えました。
37歳のとき小田原藩藩主・大久保忠真から荒廃していた桜町(栃木県 二宮町)の復旧を命じられ、家財・田畑を売り払って家族と赴任します。
昔の百姓の感覚ではなかった決意でしょう。
領内を歩いては、仕事に精を出す農民をねぎらい、壊れた家々は修理しました。
徳に報いるために働こうと教え(勤労)、働き者は表彰しました。
地域の外に住んでいる高利貸しから借り、返済の見込みがつかない状況で あった農民たちを救うため地域の人々に対して低利融資への借り換えを行います。
藩主から預かった金と米を、村人に貸し出しました。
条件は働くことだけ。
お金の貸し借りの旋回の過程で、「仁義礼智信」の「人倫五常の道」を守 ろうと教えました。
「仁」のこころをもってそれぞれの「分度」(収入の範囲内で支出する) を守り、
「義」の心をもって正しく返済し、
「礼」の心を持って恩に報いるために、余裕がでればお金を「推譲」(勤労、分度をして借金が完済できたら、その稼げる力をもとに、さらに1年分を追加拠出してもらう)するなど心を配って人に接し、
「智」の心をもって借りた金を運転し、
「信」の心を持って約束を守る
ということです。
「推譲」として集まった資金を困っている人、もしくは将来自分が困った 時の低利融資の原資として活用し、農道整備など社会資本の整備にも使って、地域を再生していきました。
また、エネルギー効率を向上させて家計を圧迫していた薪や菜種油などの 燃料代を節約させるため「鍋底のススを綺麗に落として一升にしたら、2文で買い取る」というルールを考案しています。 荒廃していた農民の心に眠るよきものを引き出すために智慧をしぼったのです。
「真正の利殖は、仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものでは ない」(渋沢栄一 実業家、「日本近代化の父」)
「世人は蓮の花を愛して泥を嫌がり、大根を好んで下肥を嫌がる。私はこ ういう人を半人前という。蓮の花を養うものは泥である。大根を養うもの は下肥である。蓮の花や大根は、泥や下肥を好むことこの上なしではないか。世人の好き嫌いは、半面を知って全面を知らない。これまさに、半人前の見識ではないか。どうして一人前ということができよう」(二宮尊徳)
「一家の幸福が、村の幸福となり、国の幸福である。幸福を得るには、まず一所懸命に働き、質素な生活をし、貯蓄に励む。こまっている人を見たら助ける。人への思いやり。この心さえあれば、どんな荒廃した村も必ず復興する」(二宮尊徳)
「天理に叶う時、富貴来る」(二宮尊徳)


