先月、経済産業省から2040年の就業構造推計(改訂版)が出た。それによると、事務職が440万人余り、専門職が180万人、現場人材が260万人合計440万人不足するという。そして全体では大きな不足は生じないそうだ。なんだ、じゃ、数字上は、外国人労働者、いらないじゃないか。

 

 また、ミスマッチの内訳では、専門職のうちAI・ロボット利活用人材が▲339万人不足、現場人材のうち生産工程従事者が▲206万人不足という。それじや、事務職が異動すればいいと思うが、実態はそうもいかない。職種別や地域間でのミスマッチがある。

 

 

 

 私が学生の頃、もう50年も前だろうか、将来はコンピュータやロボットで事務職はなくなる、ただし技術職は将来も必要、と言われていて、それならと、工業高専に入学した記憶がある。50年して、ようやくその通りになってきたか、という感想だ。 

 

 資料には、検討課題も書かれていて、①理工系人材の抜本的な拡大、②地方を中心とする現場人材の育成、③AI・ロボと時代に即した教育・人材育成 となっている。まあ、それは納得だ。

 

 

 

 事務職から現場人材へのシフトは、放っておけば人材不足の現場人材の賃金が上がり、シフトするんだが、ここで安い外国人が入ると、これにブレーキがかかる。市場原理に任せておけばいいものを。

 

 また隠れた課題は、今の若い方、本当に現場人材をやろうという気になるだろうか。3Kと言われる職種、いやなんじゃなかろうか。ということは、3Kは外国人労働者に、となりそうだが。現場人材、本人より親の方が毛嫌いしそうだな。

 

 もうひとつ、この経済産業省の推計では、外国人労働者はどうカウントしているんだろうか。国会でも話題になっている、外国人労働者、どうするつもりだろうか。資料には書かれていない大きな課題。これらの課題、これからも興味を持って調べていきます。