2016年11月25日(金)晴
東海道をトコトコ歩きます。
草津塾で中山道は終わり、京都までは「東海道」となります。
草津まであった「ここは中山道」との標識はなくいなっています。代わりに「ここは旧東海道」の標識だ出てきます。
草津の駅のコインロッカーにスーツケースを入れ、東海道線でJR瀬田駅まで行きました。
この日は、瀬田の唐橋を超えて「石山寺」に寄ることにしています。
そのために「瀬田駅〜大津宿」の短い距離を1日で歩くという本当に贅沢な行程です。
「京都三条大橋」は本当に近くになり、普通の人なら「草津〜京都三条大橋」を1日で歩くのですが・・・。
私たちの場合、三条大橋にわざわざ娘夫婦が出迎えてくれることになりました。
前に紹介しましたが娘はTBS放送で番組を担当しています。忙しい時間を調整してくれて京都まで来てくれるので、その時間に「最終工程」を合わせました。
※TBSラジオ「池田めぐみのファイン」木、金、土の朝早い時間(3:00〜5:00)
番組を担当することはそれなりに大変で、なかなか自分の時間が取れません。
娘がわざわざ出迎えてくれることは本当にありがたいことです。そのために私たちが時間を
調整することはごくごく自然なことだと思っています。
最終日は12月5日(月)15:00に京都三条大橋到着という計画です。
瀬田の駅すぐ近くに「瀬田の唐橋」があります。
快晴で水が済み、気持ちよくボートをこいでいます。
石山寺
石山寺の境内のモミジです。紅葉が残っていて良かったと思います。
石山寺の多宝塔ですが、私的には全国にたくさんある多宝堂の中で、この多宝堂が
一番美しく、立派だと思っています。
木の間越しに見える赤いお堂とモミジ、いいですねー・・・。
中山道から垣間見た琵琶湖。
あの広い琵琶湖ですが歩いていて見たのは初めてです。これが見納めとなりました。
和田神社の大銀杏
この銀杏に石田三成は繋がれたと言われています。三成は関ヶ原から京都まで中山道を護送されたわけです。この護送戦団も大変だったと思うのです。
街角であった元気なおばさんたち。色々な地元の活動をしているとのことでした。
義仲寺
義仲と連れ添っていた巴御前がここに草庵を結んで「巴寺」とも呼ばれていました。
境内のモミジが綺麗でした。
ここに芭蕉の墓もあります。
「木曽殿と 背中合わせの 寒さかな」芭蕉
「行く春を 近江の人と おしみける」芭蕉
芭蕉はここに葬るように遺言をしました。
このことはとても素敵なことです。お二人(義仲・芭蕉)の人柄が見えて来ます。
木曽の山中で、様々な形、場所で義仲の遺功を記した遺跡がありました。
芭蕉の句も中山道ではたくさんのところにあります。
このお二人がここで一緒になるわけです。「なるほど」としっかりと納得をいたしました。
大津市
滋賀県庁
JR大津駅、県庁のあるJRの駅としてはシンプルです。
大津ー草津
草津のコインロッカーから荷物をとりだし、JR東海道線で京都まで行きました。
京都駅の駅ビルで食事をしました。
9階のレストランから遠くがよく見えます。
京都駅からみた伏見城です。
京都から新幹線に乗って「品川」。
品川ー浦和ー北浦和
いよいよ今度は最終回の「大津ー三条大橋」となります。