2015年10月29日(木)・晴れ

 

上尾駅前

 

上尾〜桶川。上尾〜桶川は3、6Kmで短い距離です。

このころは、京都まで歩くという意識は全くありません。「JRの一駅を歩けば良い。」という認識です。3、6Kmという短い距離でも、帰りの電車に乗ると、

「ホー 今日も結構歩いたんだな。」と、それなりに満足していました。

 

 

快晴の上尾駅を出発し、「遍照寺」に寄りました。真言宗のお寺で室町時代に建てられた由緒あるお寺です。

本堂のお賽銭箱に10円玉を入れ、いつもの「五つのお願い」をしました。本堂の奥を見ると「立派な飾り物」(左右2体の仏像・きらびやかな仏具などなど)が置かれています。

それらに見とれていると、寺の若奥様(勝手に私がそう思ってしまったのですが)が

「どうぞ、お上りください」

と声をかけてくださいました。これは本当にありがたいお誘いです。

 

本堂に上がり込み、仏壇に向かい手を合わせました。

右に比較的新しい木でできた「不動明王」、左に古い木彫の「不動明王」がいらしゃいます。二体とも、大きな大きな仏像で、間近に見ると本当に迫力があります。

腕の立つ仏師の作で、立派です。

 

 

 寺の境内に「遊女お玉の墓」があります。

中山道の解説書には「遊女」となっていますが、寺の境内には「孝女」と紹介されています。

 

武村旅館 1852年(嘉永5年)に建てられました。現代も旅館として宿泊することができます。