2015年10月に「中山道歩き」を始めました。

始めたそもそもの動機はいたって単純なことです。

お江戸日本橋中山道の始まり

あるテレビの番組で、

「あなたは1時間歩き通せることができますか?」

との、問いかけです。

「1時間?そんなことは簡単だ!よし、やってみよう!」

ということになり、家(さいたま市浦和区)から30分行って、戻って来れば1時間歩いたことになる。

 

さて、どこに行ってみよう?と思い悩み、家の近くの「中山道」を歩くことにしました。

 

埼玉県さいたま市浦和区領家

私の住まいです。どこか行く時は家からJR北浦和駅まで歩きます。その時、いつも「中山道」を越えて行くのですが、あまりにも当たり前のことで、この道がどこへ続いているのか、など考え多ことなどありません。

 

北浦和駅の交差点より北の方の写真です。

 

「中山道トコトコ歩き」を始めてから、この道の先にたくさんの人の暮らしがあり、づーと、づーと、「京都」まで続いているのかと思うと心がワクワクして来ます。

 その昔、この道を大名の行列が通り。お侍さんが通り、お坊さんが通り、商いの人が通り、薬売りの人が通り、旅の役者さんたちが通り・・・。たくさんの人たちがそれぞれの物語と一緒に通ったわけです。

 

 旅を始めた頃はあまり感じなかったのですが、「トコトコ歩き」が進むにつれ、

北浦和駅前の中山道の交差点を渡る時、様々な感想で、北の彼方(上州)、南の彼方(日本橋)を見つめています。