2019/04/05(金) 横浜スタジアム
ベイスターズ 2-3 ジャイアンツ

勝 菅野
負 今永

初回から4本のホームランが乱れ飛ぶ波乱の幕開けから一転。

2回以降は、両チーム開幕投手同士の緊迫の投手戦となった。

「この狭い球場でソロ本塁打を怖がっていたら投げられない」

誰よりもハマスタを知り尽くす三浦大輔コーチの助言を受けながら、背番号21は強力ジャイアンツ打線に、そして球界屈指の右腕・菅野智之に立ち向かっていく。

7回3失点108球の熱投。

だが、相手が一枚上手だった。

「本塁打だけは防がなきゃいけないところ。自分の永遠の課題」

「投げ合いの中でしか勉強できない」

あと一歩の差が大きい。

その一歩を埋めるには戦い続けるしかない。

勝利を積み重ねていくしかない。

心で勝て。
次に技で勝て。
故に練習は実践。
実践は練習。

「しっかり粘れたのは次につながる」

既に彼の闘志は次へ向かっている。

誰もが認める大エースへの道は始まったばかり。

その手で時代を切り開け!

左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 昇太

横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。

THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。

Go Beyond the Limit.


2019/04/04(木) 明治神宮野球場
ベイスターズ 10-5 スワローズ

勝 砂田
負 梅野

「今年の目標ですか? 打率10割です」
先日引退したシアトル・マリナーズのリビングレジェント・イチローは、大真面目にこう語ったことがある。

打率10割。
野球選手にとっての究極の目標。

その不可能を可能にしている男がいる。

6試合中4試合出場。

全ての打席が、代打での登場。
全ての打席が、タイムリーヒット。

近藤昭仁元監督の追悼試合の本拠地開幕3戦目ではサヨナラヒット。


この日は7回表に、またもや代打で登場。

2アウト満塁の大チャンス。

神宮に集った青き星たちからの大声援。

初球のストレートを強く振り抜いた打球は、代打満塁ホームラン!

試合を決めるグラウンドスラムに、怒濤のような大歓声が神宮の森に轟き渡った。


「甘い球は1球あるかないかだと思っていた。完璧だった」


強打者の称号背番号44が、今の彼にはよく似合う。

岡山の星から、神宮の星へ。
神宮の星から、横浜の一番星へ。

令和元年は、恵太元年。

その手で時代を掴み取れ!



出た出たついに
必殺バットマン
白い弾丸打ち込んで
ガッツポーズだ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号44。
佐野恵太。

CONCENTRATE ON EVERYTHING AND EXERT MYSELF TO THE UTMOST.
精神を集中させ努力すれば出来ない事はない。
どんな壁にぶつかっても努力をして乗り越えたい。

Go Beyond the Limit.


2019/04/03(水) 明治神宮野球場
ベイスターズ 4-5x スワローズ

勝 石山
負 三上

2夜連続の神宮の悪夢。

8回裏の魔物に今日もやられた。

「何とかして先発に勝ちをつけないといけなかった。もう一回出直します」

現役11年間490試合をすべてリリーフで投げ抜いた木塚敦志コーチは語った。

大魔神なき後のクローザーとして。
クワトロKの一角として。
勝っても負けても闘志剥き出しに打者に向かっていった炎のリリーバー。

「木塚のブルペン」に、早くも試練が訪れている。

しかし、希望はある。
皆が皆まで打たれたわけではない。

昨年「復活」を果たしたあの男が、7回裏をパーフェクトに抑えていた。

1990年5月7日生まれ。
福岡県福岡市出身の28歳。
福岡工業高校から法政大学を経て、2012年ドラフト2位で入団。

東京六大学のスターは、ルーキーイヤーから躍動。
剛速球を武器に、ローテーション投手として活躍。

翌2014年シーズンの開幕投手に指名される。

大学時代に輝いた神宮球場。
そこに魔物が住んでいた。

2回9失点でノックアウト。
法政大学の先輩の三上朋也に、敗戦処理を託す無念のマウンド。

この日から苦悩の日々が始まった。

何をやってもうまくいかない。
あの日に浴びた歓声は、いつしか罵声とため息に変わっていく。

しかし、彼は這い上がってきた。

2018年シーズン。リリーバーに転向。
60試合7勝2敗15ホールド。

その輝きを取り戻した。

地獄を見た男は強い。
這い上がってきた男に恐れるものはない。

ブルペンの仲間が、この日はやられた。

だが、野球は団体競技。
そして、プロにはやり返すチャンスがある。

やられたら、やりかえせ!

地獄から這い上がってきた男たちの反転攻勢のドラマの幕開け。

闘いは、始まったばかりだ。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号17。
三嶋一輝。

AUDACITY
どんな時も堂々と、自分らしく。

Go Beyond the Limit.


k2019/04/02(火) 明治神宮野球場
ベイスターズ 2-5 スワローズ

勝 近藤
負 パットン
S 石山

神宮の森に青年は躍動した。

7回1失点110球7奪三振。

相対するスワローズ先発投手は、東洋大学の3学年先輩・原樹里。

「雲の上の存在だった」という憧れの投手と堂々の投手戦。

冴え渡るストレート。
多彩な変化球。
巧みな投球術。

強力スワローズ打線を、青木宣親のソロホームランによる1点に抑え込んでいく。

交代直後の8回表、味方打線の反撃により、一時は勝利投手の権利を得た。

だが再逆転を許し、プロ初勝利は次回登板へ持ち越しとなった。

1998年の日本一以降、21世紀のベイスターズの低迷の一因に、ドラフト戦略が上げられる。

大学、社会人ナンバーワンの投手を獲得しては失敗の繰り返し。

横浜冬の時代。
ハマの番長三浦大輔の孤軍奮闘が長く続いた。

低迷を続けるチームに業を煮やした番長は、一つの決断をする。

2008年オフのフリーエージェント宣言。

自身を見つめ直し、ファンの声に真摯に向き合った。

「強いチームを倒してこその、三浦大輔ではないのか」

タイガースへの移籍がほぼ決まりかけていたなかでの、残留宣言。

その日、横浜が泣いた。

「FAで選手が去るばかりでなく、FAやドラフトで『ベイスターズに来たい』というチームにしなければいけない」

その思いに呼応するように、多士済々な人材が横浜に集結してくる。

2014年ドラフト1位。
山﨑康晃。
亜細亜大学出身。
「小さな大魔神」は、37セーブで新人王。
チーム長年の弱点、ストッパーの座を掴む。 

2015年ドラフト1位。
今永昇太。
駒澤大学出身。
「投げる哲学者」は、シーズンを先発で投げ抜き8勝。
やはり、チーム長年の弱点、左腕先発エースへの階段を上り始める。

2016年ドラフト1位。
濱口遥大。
神奈川大学出身。
「ハマのハマちゃん」は、チーム20年ぶりのルーキー10勝を記録。
日本シリーズでの快投は記憶に新しい。

2017年ドラフト1位。
東克樹。
立命館大学出身。
「ハマのバナナ王子」は、チームトップの11勝。
山﨑以来の新人王に輝いた。

そして、2018年ドラフト1位。
運命に導かれるように、この男が指名された。

1996年8月31日生まれ。
京都府京都市出身の22歳。

京都学園高校から、東洋大学を経て、ベイスターズ黄金のドラ1の系譜に名を連ねた。

大学4年生の昨シーズン。
横浜スタジアムのファイターズ戦を観戦していたという。

「山崎康晃さんが出てきた瞬間、一体感に鳥肌が立った。球場の雰囲気やベンチとかを見ていて、すごくいいなと。ここで野球をしたいと思ったので、何かの縁なのかなと思います」

実力で開幕一軍を勝ち取った。
そして、ベンチには憧れの先輩たちと、尊敬するハマの番長がコーチで彼を見守る。

イニング毎に、三浦コーチは彼に語りかける。

そのアドバイスを力に、彼は力投を続けた。

横浜ドラ1の系譜は、続く。
それは、エースの系譜。
栄光の系譜。
勝利の系譜だ。

強く、強く、更に新しい歴史を綴っていくのだ。

その先に見据えるのは、21年ぶりの栄光の旗。

その旗手こそ、君だ!

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号27。
上茶谷大河。

ALL IS WELL.
すべてに勝ち抜いていく。

Go Beyond the Limit.


2019/03/31(日)横浜スタジアム
ベイスターズ3x-2ドラゴンズ

勝 山﨑
負 小熊

1960年の大洋ホエールズの日本一メンバー。
1994年の横浜ベイスターズの初代監督。

故・近藤昭仁さんの追悼試合。

第1戦はOB総結集。
第2戦は日本一の「権藤さん」。
そして、第3戦はミスター・ホエールズ&ベイスターズの追悼のために、選手は戦った。

特別な思いを胸に、本拠地開幕3連戦最終戦を鮮やかなサヨナラ勝ち。


歓喜の瞬間を眺めながら、ある光景を思い出した。


2011年4月12日。横浜スタジアム。
セントラルリーグ開幕戦。
ベイスターズvsドラゴンズ。

4-4の9回裏。
マウンドには、浅尾拓也。
打席には、内藤雄太。

佐伯貴弘に憧れた少年は、横浜商工高校から八戸大学を経て、ベイスターズに入団。

日本一のセットアッパーから、振り抜いた打球は見事なサヨナラヒット。

「本当に、言葉が出ないぐらいうれしいです。今までなかなか結果が出なかったけど、一生懸命やってきて良かった」

東日本大震災で日本中が物情騒然としたあの時。

平日ながら異例のデーゲームでの開幕戦は、男・内藤の涙で幕を閉じた。


激動の平成が終わろうとする2019年3月。

あの日と同じドラゴンズ戦。

あの日と同じ開幕3連戦。

試合を決めたのは、やはり左の強打者だった。


1994年11月28日生まれ。
岡山県岡山市出身の24歳。

広陵高校から明治大学を経て、2016年ドラフト9位で入団。

シーズン3年目。
勝負の時が来ている。

ドラゴンズ先発の柳裕也とは、明治大学の同級生。

直接の対戦はなかったが、好投するライバルに期するものがあったはず。

そして回ってきた、サヨナラの場面で代打のビッグチャンス。

鋭くバットを降りぬき、勝利の女神を手繰り寄せた。


溢れかえる歓喜の渦。

轟き渡る大歓声。

7年前の涙のサヨナラとも違う、凛々しきヒーローインタビュー。

「自分で決めてやると思って打席に立ちました」


新時代の幕開けが目前。

その手で時代を掴み取れ!

君ならそれができる。


出た出たついに
必殺バットマン
白い弾丸打ち込んで
ガッツポーズだ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号44。
佐野恵太。

CONCENTRATE ON EVERYTHING AND EXERT MYSELF TO THE UTMOST.
精神を集中させ努力すれば出来ない事はない。
どんな壁にぶつかっても努力をして乗り越えたい。

Go Beyond the Limit.


2019/03/30(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ1-9ドラゴンズ

勝 山井
負 京山

ベイスターズキラーのドラゴンズ山井大介を攻略できず、完敗。
開幕カードの連勝はならなかった。

5回表には、頼れる選手会長が今季初登板。
打者3人に11球1奪三振。
劣勢の中のリリーフで、いとも簡単そうに初仕事を成し遂げた。

1989年4月10日生まれの29歳。
岐阜県多治見市出身。
県立岐阜商業、法政大、JX-ENEOSを経て、2013年ドラフト4位で入団。

ルーキーイヤーの2014年シーズン。
山口俊、ホルヘ・ソーサの絶不調により、ストッパーに抜擢。

低迷が続くチームにあって、中畑清監督は強心臓のルーキーにチームの命運を託す。

筒香嘉智の覚醒。
ユリエスキ・グリエルの衝撃。
トニ・ブランコのド迫力。
久保康友の変幻自在。
石川雄洋の覚悟。

箸にも棒にもかからないチームが、戦える体制が整ってきたのもこの年だった。

2016年以降はシーズン平均60試合以上の登板。

「浜照大三上様」

どんなときでもタフに投げぬく姿で、彼はブルペンを牽引し続けた。

開幕戦で快投した今永昇太。
この日打ち込まれた国吉佑樹。
ファームで奮闘する青柳昴樹。

頼れる選手会長は、彼らと共に「オーストラリアン・ベースボールリーグ」に昨シーズン終了後に参加。

オフを返上して、更なる向上を目指した。

「三上さんは、まさに“お兄ちゃん”。ブルペンのすべてを知っているし、的確でいい判断をもたらしてくれる。言葉でも背中でも引っ張ってくれる尊敬すべき存在です。正直、ブルペンをまとめているのは三上さんですよ」(山﨑康晃)

シーズンは長い。
結果がすべてのプロの世界だが、やり返すチャンスがあるのもまたプロの醍醐味。

「やられたら、やりかえせ!」

この日野球殿堂入りの表彰があった権藤博。

我らの心の終身名誉監督は、何度も選手たちに語りかけた。

昨日負けたら、今日は勝て。
今日負けたら、明日は勝て。
明日は、絶対勝て!

ハマの千手観音は、今日もマウンドに向かう。
何もなかったように、涼しいポーカーフェイスで。

戦うぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞ ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号35。
三上朋也。

BE WHO YOU ARE.
自分らしくプレイする。

Go Beyond the Limit.


2019/03/29(金) 横浜スタジアム
ベイスターズ8-1ドラゴンズ

勝 今永
負 又吉

球団創設70年のシーズンが開幕。

東京オリンピックに向けてウイング席が増設された横浜スタジアム。

立錐の余地もない3万人を超える大観衆が熱視線を注ぐ中心に、彼は威風堂々と立った。

冴え渡る直球が、ドラゴンズの強打者を押さえ込んでいく。

快刀乱麻。
豪快無比。
乾坤一擲。

8回120球11奪三振無失点の大熱投。

7年ぶりの本拠地開幕戦勝利を堂々と飾った。

1993年9月1日生まれ。
福岡県北九州市出身の25歳。

北筑高校から駒澤大学を経て、2015年ドラフト1位で入団。

ルーキーイヤーからローテーション投手の一角として活躍。

豪快なピッチングに、試合後の秀逸なコメント。
いつしか、人は彼をこう呼ぶようになった。

「投げる哲学者」と。

2017年には11勝。
日本シリーズ、侍ジャパンでも快投。

3年目の昨年、ハマのエースに上り詰めようとしていた。

しかし、順調に見えたプロ生活の歯車が狂い始める。

開幕に間に合わず、見切り発車で一軍登録。

23試合4勝11敗、防御率6.80。

豪快なピッチングだけでなく、知性溢れる雄弁もいつしか聞けなくなった。

「評価などするに値しない一年だった」

本来の投球とは程遠い結果。

苦しみの仲で絞り出すようにこのようにコメントするしかなかった。

「哲学」とは、学者が小難しい理論を振りかざすための道具ではない。

古今東西の人々が、人生の難問を切り開くために紡ぎ出した智慧の結晶なのだ。

結果が全てのプロの世界。

眼前に立ちふさがる厚い壁を乗り越えゆく力は、君の中にある。
新しい時代が始まる2019年。

「必ずセ・リーグを制覇して日本一になる」

「投げる哲学者」の時代が始まった。
横浜元年を切り開く旗手は、君だ。

左腕がうなれば

狙いは外さない

ピンポイントの技

攻めろ 攻めろ 昇太

横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。

THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。

Go Beyond the Limit.


横浜DeNAベイスターズ OFFICIAL DOCUMENTARY BOOK
FOR REAL 2018
日比野恭三 著
横浜DeNAベイスターズ 発行

67勝74敗2分。
セントラル・リーグ4位。
首位カープに15ゲーム差。
3位ジャイアンツに1.5ゲーム差。

開幕前は、優勝候補の一角として期待されたベイスターズは、結果を残すことが出来なかった。

どんなチームであれ、勝つこともあれば負けることもある。

プロの世界は紙一重の差。

その差を勝ち抜く為に、選手も、ベンチも、裏方さんも、球団スタッフも、血のにじむような努力を続ける。

12万枚以上から選び抜かれた写真の一つ一つに、その苦悩と僅かばかりの歓喜が伺える。

球団公式サイトに連載されたコラムからは、生々しい選手の息づかいが聞こえてくる。

昨日の涙は、明日の勝利のために。
昨年の苦悩は、今年の栄光のために。

2019年2月1日。
充実のオフを過ごした選手達が、ユニフォームに身を包んで、キャンプインを迎える。

球団創立70周年の横浜DeNAベイスターズ。

目指すは、リーグ優勝。
未だ果たせぬ、本拠地でのクライマックスシリーズ開催。
そして、日本一の栄冠だ!

Go Beyond the Limit.
限界を超えろ!




本年1年間、このコラムを読んでいただき、大変にありがとうございました。

 

我らがベイスターズは残念ながら4位。

 

来年こそは悲願のリーグ優勝。ハマスタでのクライマックス開催、そして日本一といきたいものです。

 

さて、ほぼほぼ毎試合感想を投稿してきました。

 

ベイスターズで語り合えることの幸せを実感した毎日でした。

 

①1試合1人。最も心を揺さぶられたことを書く。
②勝っても負けても極力書く。
③ディスらない(^^;;

 

さて、この投稿。実はこっそりエクセルで表にまとめていました(^^;;

 

大晦日特別企画として、勝手に集計記録を発表したいと思います。

 

 

投稿数第1位 14回 筒香嘉智

 

筒香あってのベイスターズ。
各球団のマークも厳しくなり、自身もケガを隠しながらの大奮闘。
誰よりもこの成績に悔しがっているのは、彼自身。
成長し続ける我らがキャプテン。
メジャーには、日本一を達成して堂々と乗り込んでほしい!

 

 

 

第2位 7回 東克樹

 

文句なし、堂々の新人王。
精密機械の石田、智勇兼備の今永、豪快無比の濱口。
3人の先発左腕の先輩たちのすべてを兼ね備えたハマのバナナ王子。
来期開幕も狙える。
2年目のジンクスを克服できるか?

 

 

 

同率第3位① 6回 桑原将志

 

不調のため、シーズン開幕直後にスタメン落ち。
サイクルヒットを記録するも、太陽のような笑顔は見られず。
ハマの元気印の復活こそ、ベイスターズ逆襲の必須条件。

 

 

 

同率第3位② 6回 山﨑康晃

 

小さな大魔神の最大の敵は、己の心と真夏のハマスタ。
キャプテンの一喝で自分を取り戻し、初のセーブ王を獲得。
侍ジャパンの守護神ともなった。
心と体をより一層鍛え上げ、2019年こそ胴上げ投手に!

 

 

 

 

同率第3位③ 6回 今永昇太

 

「投げる哲学者」の、苦悩にあえぎ続けた2018年シーズン。
だが、明けない夜はない。
冬は必ず春となる。
この悔しさは必ず来年の力になる。
否、せねばならない。
君はこのまま終わる男ではない。

 

 

 

同率第3位④ 6回 ネフタリ・ソト

 

神様。
仏様。
ネフタリ・ソト様。
テスト入団。
怪我で開幕直後のファーム降格。
5月の初登場後、記憶にも記録にも残る大活躍。
ホームラン王にベストナイン。
進化し続ける嵐のカリビアンのバットは冴え渡り続ける。

 

 

 

同率第7位① 5回 三嶋一輝

 

未完の大器が、遂にブレイク。
昨年のCSファイナルステージでのロングリリーフの経験が生き、大車輪の活躍。
「今年ダメなら、もう野球は続けられない。どうなってもいいから全力で投げぬく」
闘志溢れるピッチングが、何度チームを生き返らせたことか。

 

 

 

 

同率第7位② 5回 京山将弥

 

笑顔なきシンデレラボーイ。
そのふてぶてしさは、まさにプロ向き。
加賀繁引退試合での準完投に更なる未来を感じさせた。
2019年はローテーション、規定投球回数クリア、そして二桁勝利だ!

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

皆様、一年間このコラムを読んでいただき、大変にありがとうございました。

 

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

VICTORY is within US.
I☆YOKOHAMA!

青空トランペット
ティーンズ文学館
学研プラス
作 吉野万理子
絵 宮尾和孝

小学6年生の広記は、父、妹の奈奈、同級生の建太郎、トモちんと横浜スタジアムでベイスターズの応援をするのが一番の楽しみ。

憧れは、ハマのキャプテン筒香嘉智。
「体が大きくって、森のどまんなかに生えてる、どっしりした木みたいだ」

「応援する人じゃなく、応援される人になりなさい」

こうお母さんに言われたという建太郎は、もう観戦は一緒に出来ないと言い出す。

2016年春、ベイスターズは最下位にあえいでいた。

「君は将来、何になりたいの?」

大人が子供に聞く質問の定番。

小学6年生の広記にとって、こんなに難しい質問はない。

トモちんは地元野球チームのエース。男の子に負けていない。
広記は、5年生の時にそのチームを辞めてしまったけど。

建太郎は中学受験して、自分の夢をつかみに行くらしい。

ハンディキャップのある妹の奈奈は、しっかりとした自分の考えを持っている。

ベイスターズがはじめてクライマックスシリーズに進出した2016年。

ハマの番長三浦大輔が現役を引退した2016年。

広記の家にも小さな奇跡が舞い降りる。

語り合うこと。

人を励ますこと。

「応援」する人自身が、実は元気になっていく。