2019/07/21(日) 横浜スタジアム
ベイスターズ 5-4 ドラゴンズ

勝 大貫晋一 5勝3敗
S 山﨑康晃 1勝1敗20S
負 笠原祥太郎 2勝1敗

先発のルーキー大貫晋一が、5回表のピンチをダブルプレイで切り抜ける。

2年目サウスポー20歳の櫻井周斗が、6回表を3者凡退で切り抜けて回跨ぎの7回表。
ノーアウト1,2塁のピンチを、武藤祐太がわずか9球のパーフェクトリリーフ。

「光のミットめがけて投げただけ。古巣相手だったので抑えたかった。いつも全力で準備しています」

8回表、齋藤俊介のつくったピンチを最小失点で切り抜けたのは、三嶋一輝。

そして9回表は、「小さな大魔神」山﨑康晃。

追い上げられて1点差のマウンド。
1アウト満塁の大ピンチ。

最後はダブルプレイで切り抜けて、今シーズン20セーブ目。

ルーキーイヤーから5年連続という自身のプロ野球記録を更新。

3連投にも「チームが調子がいいおかげ」と笑顔で語るハマの守護神。

これで後半戦開幕の本拠地7連戦を5勝2敗。

ヒーローインタビューには、投のヒーロー武藤と共に、今日も背番号2の姿。

3回裏。先発大貫晋一のヒットを足がかり作った満塁のチャンス。

「ハマの4番」が放ったレフトへの弾丸ライナーは、圧巻のグラウンドスラム!

日米通産1000打点の大偉業(日本で522点、メジャーで480点)は、シーズン3本のグラウンドスラム。

1972年のジョン・シピン。
1999年ロバート・ローズ、鈴木尚典に並び球団4人目のタイ記録。

月間2本も72年7月シピン、99年6月ローズ、01年7月谷繁元信に並び4人目のタイ記録。

前日には、日米通産400二塁打も記録している。

「勝負がかかる痺れる瞬間」に、無類の強さを誇る。

後半戦で4番に座り続ける彼は、あどけない少年を連れて晴れの舞台に立った。

「僕のイホ(息子)です。今日は彼の13歳の誕生日。絶対に打ってやるという気持ちだった。一生忘れることのない本塁打になりました」

好調の秘訣は、来日中の家族だと語った。

「妻、長女、義母がスタンドで応援してくれた。明日(7月22日)にベネズエラに帰ってしまうのが寂しい」

インタビューラストの「I☆YOKOHAMA」コールは、「イホ」が立派に務めた。

ファンの声援に応えてグラウンドを回る。

最高の笑顔で記念撮影に応じる。

そして家族をグラウンドに招き入れ、勝利の花火を見届ける。

そこにあるのは心優しき一家の長としての安堵の顔。

ロペス家にとって束の間の団欒は、花火のように美しく咲き、そして照明の点灯と共に終わりを告げた。

チャモさんはこう伝えることも忘れていなかった。

「どんな辛いときでも応援してくれるファンの皆様に心から感謝しています」

戦士はまた、戦いの最前線に戻る。

愛する家族のために。

声援と力をくれるファンのために。

そして、日本一の栄冠のために。

勝負がかかる
しびれる瞬間
流れを我らに
アニモ ロペス

チャモ! チャモ! ロペス!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号2。
ホセ・ロペス。

TOGETHER WE CAN DO IT.
チームも、ファンも、一緒なら達成できる。

Go Beyond the Limit.


2019/07/20(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ 4-3 ドラゴンズ

勝 石田健大 1勝0敗
S 山﨑康晃 1勝1敗19S
負 山井大介 3勝4敗

左腕がうなる。

速球が冴え渡る。

恐竜打線を手玉にとっていく。

今シーズン24試合目にして初先発のマウンドに向かった背番号14.。

「いつも以上にファンの声は聞こえた気がする。いつも以上に大きな声援の感じがした」

5回。
打者18人。
78球。
被安打2。
非本塁打1。

奪った15アウトのうち、奪三振は8。

「いつ、つぶれてもいいと思っていた」

静かな闘志に秘めた全力投球。

圧巻のピッチングが、スタジアムを支配していく。

5回2アウト1,3塁のピンチを三振で切り抜け、雄たけびを上げた左腕はグラブを叩き、チームメイトの待つベンチへ駆けて抜けていった。

三嶋一輝。
エドウィン・エスコバー。
スペンサー・パットン。
国吉佑樹。

6回からは、ブルペンの同志たちが、リードを守り、バトンをつないでいく。

「ブルペンで一緒に戦っていた仲間が中日打線を抑えるのを見て刺激を受けた。九回は絶対に抑えて彼にウイニングボールを渡さないといけないと思っていた」

小さな大魔神 山﨑康晃のパーフェクトリリーフで、彼はウインニングボールを受け取った。

463日ぶりの先発勝利。

チーム全員が、彼を勝利投手にしたかった。

ファンが皆、待っていた。

そして、彼のピッチングが、その気迫が、その闘志が、チームを勝利に導いた。

彼の台頭があってこそ、黄金の先発左腕カルテットが完成した。

彼の奮闘があってこそ、ブルペン陣が一層の奮起をして戦った。

「エースと呼ばれた男が、ノックアウトされた後に、誰に言われるとなくベンチで仲間の道具を片付けている。健大のためにも必ず打つ、そして勝つと決めた」

2017年クライマックスシリーズファイナルステージ。
MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島。

初回で無念のノックアウトされた後の彼の姿を、キャプテン筒香嘉智は見ていた。

そして、その誓い通りカープに逆転勝利。

チームは、19年振りの日本シリーズに駒を進めた。

そんな彼の無言の振る舞いを、寡黙な努力を、皆知っていた。

だから、皆が彼の勝利を我がことのように喜んだのだ。

「GRATITUDE」

彼の掲げるパーソナルスローガンのごとく、彼の謙虚な「感謝」の心が、チームを更に強くした。

横浜にエースが帰ってきた。

21年ぶりの優勝を目指して、背番号14は更に輝きを増していく。

誰も見た事のないドラマは、既に始まっている。

その中核を担うのは、背番号14だ。

左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 健大

横浜DeNAベイスターズ。
背番号14。
石田健大。

GRATITUDE.
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。

Go Beyond the Limit.


2019/07/19(金) 横浜スタジアム
ベイスターズ 3-2 ドラゴンズ

勝 平良拳太郎 2勝2敗
S 山﨑康晃 1勝1敗18S
負 柳裕也 9勝3敗

1回裏、ホセ・ロペスの3ランホームランで試合は幕を開けた。

先発の平良拳太郎は、変幻自在のピッチング。

8連勝中のドラゴンズ打線を翻弄していく。

7回表のエドウィン・エスコバーは、159kmの豪速球。

9回表は「小さな大魔神」山﨑康晃。

武山真吾の送りバントを鮮やかなフィールディングで阻止。

今日も勝利のハイタッチの中心で笑顔を見せた。

「ヒーローインタビューに呼ばれるのは、ロペスと平良でしょう。でも、彼も呼んでほしい」

DAZN解説の佐伯貴弘は、大ピンチを凌いだリリーバーの名前を挙げた。

8回裏に登板したスペンサー・パットンが作ってしまった2アウト1,3塁の大ピンチ。

リードは僅かに1点。

今日もあのテーマ曲がハマスタに鳴り響く。

WWEスーパースター ストーンコールド・スティーブ・オースチンの入場テーマ。

重低音のド迫力のサウンドを背に、涼やかな顔でマウンドに彼は向かう。

「ああいう場面でパットンをカバーできてよかったです。腹をくくって、(伊藤)光さんのミットをめがけて思い切り腕を振りました」

京田陽太をファーストゴロに仕留め、少しはにかんだ笑顔とガッツポーズでベンチに凱旋。

「チームもファンも、みんなファミリーだ。苦しい時こそ支え合おう」(筒香嘉智)

ブルペンの仲間のため。

チームメイトのため。

勝利を信じるファンのため。

そして、きょうはもう一つ彼には強い思いがあった。

「きょうは木塚コーチの誕生日だったので、勝ててよかったです」

横浜のブルペンコーチは、木塚敦志。

2000年のデビュー以来、横浜一筋11年。

35勝25敗。
24セーブ。
88ホールド。
(ホールドが正式記録になった2005年以降の記録)

490試合のすべてが救援登板の「炎のリリーバー」。

眼光鋭くキャッチャーミットを覗き込む。
ダイナミックにサイドスローで全力投球。
投球の後でも打者をにらみつける。
前進しながら力強くキャッチャーからの返球を受け取る。

その気迫。
その闘魂。

「木塚っていいピッチャーだよね」

「立ち向かっていく闘志が素晴らしい」

ベイスターズファンだけでなく、他球団のファンや首脳陣も一目置いていたリリーバーだった。

「ありがたいですね。プレゼント? いやいや勝つことが何よりですよ。きょうはみんながカバーしあって、よく投げてくれました」

指導者になっても、木塚は闘う男だ。

今の横浜のブルペンは、彼が作っている。

その中核で右腕を降り続けるのは、背番号17。

「毎回、最高の準備ができている。こういう日に勝てて本当にうれしい」

令和の「炎のリリーバー」は、静かな闘志を胸に今日も勝利のマウンドへ向かう。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号17。
三嶋一輝。

AUDACITY
どんな時も堂々と、自分らしく。

Go Beyond the Limit.



2019/07/18(木) 横浜スタジアム
ベイスターズ 3-7 ドラゴンズ

勝 エニー・ロメロ 6勝6敗
負 今永昇太 8勝5敗

守備の乱れもあり5失点してしまったエース今永昇太は、今季最短の5回で降板。

4点ビハインドの6回表、背番号24がマウンドに向かう。

デビュー5戦目にして、初の本拠地のマウンド。

打者3人相手にわずか11球。

最後の打者平田良介から空振り三振を奪い、チームメイトの待つベンチへ駆け抜けていく、堂々の本拠地デビューとなった。

ハマの背番号24といえば、遠藤一彦。

「神様・仏様・大遠藤様」

460試合登板。
134勝128敗58セーブ。

横浜大洋ホエールズの大黒柱だった。

1992年の引退後、様々な選手が背番号24を背負ってきた。

細見和史。

1995年、同志社大学からドラフト1位で入団。

4年間は怪我に泣き思うような力は発揮できず。

2000年には、ベイスターズの二軍を独立採算制とした「湘南シーレックス」初年度の開幕投手に指名される。

同年7月20日。
横浜スタジアム。

オールスター直前に、この苦労人を権藤博監督が先発に抜擢。

初勝利を記録した彼は、ヒーローインタビューで男泣きに泣いた。

この年に5勝を記録するも、2002年オフに中嶋聡・富岡久貴とのトレードで石井義人とともにライオンズへ移籍していった。

門倉健。

1995年、東北福祉大学からドラフト2位でドラゴンズに入団。

2003年オフ、福盛和男・矢野英司との交換トレードで宇高伸次と共に、大阪近鉄バファローズからベイスターズへやってきた。

牛島和彦監督のもと、2年連続二桁勝利を記録。

2005年は最多奪三振のタイトルを三浦大輔と分け合った。

2006年オフ、牛島監督の退任や、球団首脳部との行き違いもあり、フリーエージェント宣言。ジャイアンツに移籍。

2016年9月29日。
横浜スタジアム。
かつての同僚三浦大輔の引退試合には、三塁側内野席で家族とともに観戦して、その勇姿を見届けていた。

現在はドラゴンズの二軍コーチとして活躍している。

寺原隼人。

2001年、日南学園高校から4球団競合の末、ダイエー・ホークスに入団。

2006年オフ、多村仁志とのトレードで移籍してきた。

「多村さんがホームランを2本打ったら、僕は先発で勝つ。それぐらいの決意でやる」

2007年にキャリアハイの12勝。

2008年には初の開幕投手。シーズン途中からストッパーに転向して22セーブを記録した。

2010年オフに高宮和也と共に、山本省吾・喜田剛との交換トレードでオリックス・バファローズへ移籍。

その後古巣ホークスを経て、今シーズンからはスワローズに活躍の場を移している。

そして令和時代の始まり、2019年夏。

背番号24の右腕が、横浜スタジアムに帰ってきた。

多くの先人たちが背負い、そして果たせぬ夢を託してきたこの番号。

彼なら、もう一度輝かせることが出来る。

力強い直球でグイグイ攻め込んでいくピッチィングは、熱き星たちの心を揺さぶる。

176cm83kgの身体が、実に大きくハマスタのマウンドに映える。

その活躍で、21年ぶりの栄冠の原動力に。

その豪腕が、ハマスタの夜空に輝く時が来た。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号24。
齋藤俊介。

WHERE THERE'S A W.LL, THERE'S A WAY.
意志あるところに道は開ける。

Go Beyond the Limit.



2019/07/17(水) 横浜スタジアム
ベイスターズ 3-1 カープ

勝 濱口遥大 4勝3敗
S 山﨑康晃 1勝1敗17S
負 クリス・ジョンソン 6勝6敗

3-1でリードして迎えた9回表。

横浜スタジアムの空気は期待ではち切れんばかりになる。

Zombie Nationの「Kernkraft400」が轟き渡る。

大「ヤ・ス・ア・キ」コールと、康晃ジャンプ。

大きな歓声で、横浜が一つになる瞬間。

その中を、背番号19が凛々しく登場。

リリーフカーに乗りながら、母ベリアさんの姿もしっかりと確認した。

「小さな大魔神」は、その右手を運転手の肩にそえて感謝の気持ちを伝える。

そして、マウンドに駆けていく。

投球練習が終わるまでの間、大コールとジャンプが続いていく。

今日も、戦いが始まった。

順風満帆な時などなかった。

小学校3年生の時に、両親が離婚。

姉とともに、母と暮らすことを彼は選んだ。

「家族で一緒に食事をした記憶はないですね」

母は、家族のために、朝昼晩そして深夜まで働き続けた。

その支えがあって、彼は大好きな野球を続けることが出来た。

そして、週末には父がコーチを務めるチームの一員として、グラウンドを駆け回った。

地元の憧れのヒーロー森本稀哲に憧れて帝京高校に入学。

「プロ野球選手になって、お母さんに楽をさせてあげたい」

甲子園出場を果たしベスト8にまでなったが、プロからは声が掛からなかった。

苦しい家計を思えば、野球を続けることに躊躇があった。

だが、母は何の迷いもなく野球を続けさせてくれた。

「4年後に必ずドラフト1位でプロに行く」

固い決意で、亜細亜大学に進学。

チームのエースとなり、大学日本代表にも選ばれた。

2014年10月23日。
外れ1位ながら、ベイスターズとタイガースが競合。

中畑清監督が、見事にくじを引き当てガッツポーズ。

背番号は19に決まった。

先発ローテーションとして期待されたオープン戦で、結果を出すことが出来なかった。

開幕直前のファンミーティングで、中畑は彼に問うた。

「ストッパー、やるか?」
「はい、やります!」

彼は満面の笑みで承諾。

「キヨシの大博打」にも見えたこの決断。

実は球団は、彼を「ストッパー候補」としてマークしていたのだ。

2015年3月31日。
横浜スタジアム。
カープ戦。

プロ入り初セーブを記録した彼は、ヒーローインタビューで叫ぶ。

「小さな大魔神になります!」

58試合登板。
2勝4敗37セーブ。

大車輪の活躍で、新人王を獲得。

これから5シーズンに渡り、クローザーを務めてきた。

悔し涙も流した。

セットアッパーへの配置転換も経験した。

日本シリーズに進む栄光と、目の前で胴上げを見る屈辱も味わった。

だが、倒れても倒れても、彼は起ち上がってきた。

「ファンサービスにスランプはない」

スタッフに制止されるまで、一人でも多くのファンに応えてサインをする誠実さ。

ハマの番長三浦大輔の引退後には、彼が本拠地で行ってきた小学生以下のファンへのサイン入りグローブプレゼントを引き継いだ。

それも全て自らの希望によるものだ。

迎えたこの日のゲーム。

積み上げてきたセーブは149。

打者3人。
15球。

最後は三振でゲームセット。

プロ野球史上最速での、150セーブの金字塔を打ち立てた。

「チームは大事な時期。もっと成長して、記録を積み重ねていきたい」

2位ながら借金1で、首位ジャイアンツを9.5ゲーム差で追いかける現状に、彼は決して満足していない。

そのセーブが一つ一つ積み重ねられる毎に、栄光の旗が近づいてくる。

横浜には、小さな大魔神が居る。

秋の歓喜の瞬間、ハマスタの中心に立つのは、背番号19だ。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号19。
山﨑康晃。

TAKE PRIDE IN YOUR WORK.
自分の仕事に誇りを持つ。

Go Beyond the Limit.



2019/07/16(火) 横浜スタジアム
ベイスターズ 8-5 カープ

勝 三嶋一輝 4勝3敗
負 カイル・レグナルト 4勝2敗

カープの猛攻に、先発のルーキー右腕 上茶谷大河が飲み込まれていく。

5回をなんとか3失点で切り抜けて、6回表のマウンドには2年目左腕の櫻井周斗。

ここまで6試合の登板で防御率は0.00。

打者3人。
18球。
2奪三振。

20歳になったばかりの若武者のパーフェクトリリーフが、流れを横浜にもたらす。

我らがキャプテン筒香嘉智のツーベースの後、打席には「嵐のカリビアン」が向かう。

「すごくいい感触で、打った瞬間に入ると思った」

鋭く振り抜いた打球は、鮮やかな放物線を描いてレフトスタンド場外へ消えていった。

リーグトップに並ぶ第26号ホームラン。

この回一挙に逆転。

7回表に同点に追いつかれるも、流れはベイスターズ。

7回裏、鮮やかな連打で4得点。

後半戦の初勝利を飾った。

指揮官が「BIG4」と呼ぶ4人のクリーンナップ。

2016年本塁打、打点王の筒香嘉智。

2017年首位打者の宮﨑敏郎。

2017年打点王のホセ・ロペス。

そして、2018年の本塁打王が横浜打線の中軸にいる。

2年連続のタイトルも現実味を帯びている。

「たしかにホームラン王は取りたいけど、何よりも優勝したい。そのために準備をしてきた」

シーズン前の約束通りの活躍で、チームをここまで引き上げてきた。

春先に大型連敗を繰り返していた時、ここまでの回復を誰が予想し得ただろうか。

だが、選手も、ファンも、全ての熱き星たちは、諦めていなかった。

だがら、ここまで上り詰めてきた。

今の横浜には、勢いがある。力がある。

そして、数字では計れない大きな可能性がある。

秋の栄冠を目指して、まずは今の戦いに全力投球。

道は必ず開ける。

まさかは、実現する。

Going on ソト!
Touch'em all ソト!
君は 嵐のカリビアン
見せつけてやれ
パワフル スイング

ソト!ソト!ソト レッツゴー!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号99。
ネフタリ・ソト。

THE LORD IS MY STRENGTH, I HAVE NOTHING TO FEAR. 
失敗を恐れないで挑戦し続けるんだ。主はわたしとともにいる。

Go Beyond the Limit.



2019/07/15(月) 横浜スタジアム
ベイスターズ 5-8 カープ

勝 九里亜蓮 4勝5敗
負 井納翔一 3勝4敗

プロ野球後半戦がスタート。

本拠地横浜スタジアムでの初戦を飾ることはできなかった。

思えば昨年の後半の開幕戦も黒星スタート。

その試合でも彼は投げていた。

そして、自分の仕事を成し遂げていた。

1989年6月14日生まれ。
埼玉県入間郡出身の30歳。

飯能南高校からHondaを経て、2010年ドラフト3位でドラゴンズに入団。

貴重なブルペン陣の一角として、活躍してきた。

しかし、厳しいプロの世界。

2017年、一軍での登板がないまま戦力外通告を受ける。

そこでベイスターズから声がかかった。

「感謝しかない。意気に感じてやるしかない」

2018年5月19日。
東京ドーム。
ジャイアンツ戦。

前日打ち込まれたジャイアンツ相手に、4年ぶりのホールドを記録。

2018年7月16日。
横浜スタジアム。
スワローズ戦。

2回表に打球を足に受けた先発エディソン・バリオスが降板。

突然のリリーフも3イニングを無失点。

いずれも荒れかけた試合を立て直す見事なリリーフだった。

この日も、先発の井納翔一が3回6失点でノックアウト。

3回裏に3点を奪い、3-6で迎えた4回表に彼の出番はやってきた。

2イニング。
打者8人。
28球。
2奪三振。
無失点。

見事に試合を建て直した。

ここまでビハインドの場面での登板がほとんど。

陽の当たる職場ではないかもしれない。

だが、こうした仕事ができる人こそ組織には必要なのだ。

「ドラゴンズで彼と一緒にプレーをしていた時期がありましたので、良く知っています。ツボにはまったときは本当に素晴らしい。手がつけられない」(佐伯貴弘)

今日も彼はブルペンで、自分の仕事に備える。

内に秘めた闘志を胸に。

その力が、明日の勝利に繋がる。

その姿が、チームを鼓舞していく。

彼はその右腕を、全力で振り続ける。

今日も全力投球。
明日も全力投球。
それが我らの使命。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号58。
武藤祐太。

THANKFULNESS.
野球をやらせてもらえる感謝。

Go Beyond the Limit.


2019/07/10(水) 明治神宮野球場
ベイスターズ 2-7 スワローズ

勝 近藤一樹 3勝1敗
負 国吉佑樹 4勝3敗

プロ野球の前半戦公式戦が終了。

82試合39勝41敗2引き分け。

最大11の借金を抱え最下位にあえいだ序盤戦を思えば、健闘したと言える。

もっと勝てたはずだ、という見方も出来る。

3000席のウイング席が増設された横浜スタジアムに、そしてビジター各地の球場に、熱き星たちが集い、ドラマをは繰り広げられた。

その前半戦の最大の功労者の一人は、この日6回裏に登板してスワローズのクリーンナップを3者凡退に抑えた背番号17だろう。

82試合中39試合登板。
投球回42イニング1/3。
3勝3敗11ホールド。
奪三振36。
防御率3.83。

勝っていても、負けていても、同点でも。

回またぎのリリーフに何度も何度も挑んできた。

昨年までのブルペンリーダーにして法政大学の先輩でもある三上朋也は、右肘クリーニング手術のため戦列を離れている。

木塚敦志コーチの指導のもと、彼は新たなブルペンの柱として、今シーズンも身体を張ってチームを支えてきた。

その奮闘に仲間たちが応える。

やはり法政大学の後輩である石田健大も貴重な左のリリーバーとして大活躍をした。

開幕投手を経験し、先にリリーフとして活躍した彼のアドバイスが石田を再生させる。

リリーフでの快投から、石田は後半戦は先発ローテーションの一員に復帰することが濃厚となった。

本格的にリリーフに転向した昨シーズン、は60試合に登板し7勝2敗15ホールド。

「久々に給料が上がった。奥さんと子どもに少しぜいたくさせたい」

心優しき頼れる右腕だ。

「自分も先発をやっていたので、若い投手が早い回で降板したときに『なんとかしたい』と思って投げた。自分も迷惑をかけてきた人間なんで、少しでもカバーしたかった」

「あぐらをかいていると、痛い目に遭う。継続してやっていきたい」

昨シーズン末の決意を、それ以上に実践で結果を出し続けている。

本当に、本当に、凄いことだ。

ともあれ、これから短いオールスターブレイクに突入する。

秋の栄冠を目指しての後半戦まで英気を養った後は、更なる活躍の舞台が待っている。

21年ぶりの栄冠目指して、戦いは続く。

ハマのエースナンバー17は、右腕を振り抜き続ける。

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号17。
三嶋一輝。

AUDACITY
どんな時も堂々と、自分らしく。

Go Beyond the Limit.


2019/07/09(火) 明治神宮野球場
ベイスターズ 9-4 スワローズ

勝 国吉佑樹 4勝2敗
負 梅野雄吾 0勝2敗4S

どちらに転ぶかわからないシーソーゲーム。

決着を付けたのは背番号2の一振りだった。

「前の打席まで力んでいたけれど、リラックスできていた」

6回表2アウト満塁。
ベイスターズファンが陣取るレフトスタンドに突き刺さるグラウンドスラムが飛び出した。

6年連続20ホームランに王手をかけた。

「数字はシーズンが終わってから見るよ」

彼が目指すのは、あくまで秋の栄光の凱歌だ。

メジャーリーグ5球団を渡り歩き、2013年に来日。

2年間ジャイアンツでプレイした後、ベイスターズにやってきて5シーズン目を迎えた。

「チャモさん」も、チーム最年長の35歳。

「ベイスターズでキャリアを終えられたら最高だ。2020年の東京オリンピックをこの目で見たい」

横浜スタジアムで開催されるオリンピックの野球競技。

だが、そのチケットは取っていないのだという。

どれほどの実績があっても、来年も同じチームで、日本で野球が出来る保証などどこにもない。

それを彼は知り尽くしている。

だから、今に全力なのだ。

不調の6月には、若手に混じり早出特打ち。

その結果が7月になって出始めている。

彼の存在は横浜には欠かせない。

「ジャイアンツで日本シリーズには出場している(2013年)。でも日本一にはなっていない。横浜で優勝して日本一になりたいんだ」

球団創立70周年。

彼が夢を現実にする。

勝負がかかる
しびれる瞬間
流れを我らに
アニモ ロペス

チャモ! チャモ! ロペス!

横浜DeNAベイスターズ。
背番号2。
ホセ・ロペス。

TOGETHER WE CAN DO IT.
チームも、ファンも、一緒なら達成できる。

Go Beyond the Limit.


2019/07/08(月) 明治神宮野球場
ベイスターズ 3-5 スワローズ

勝 山田大樹 1勝0敗
S スコット・マクガフ 4勝1敗3S
負 飯塚悟史 0勝1敗

前半戦最後の3連戦が幕を開けた。

左半分を覆うベイスターズブルーの神宮球場。

大型連敗に苦しみ、最下位にあえいだチームがここまで盛り返してきた。

その力は、選手の奮闘と熱き星たちの声援に他ならない。

いい形でスタートをしたかったが、3連戦の初戦を取ることはできなかった。

この試合でチーム唯一のマルチヒットを記録したのは、背番号51。

6回表には追撃のソロホームランも放っている。

この人の復調無くして、チームのこの位置はあり得なかった。

アマチュア時代から、練習の鬼だった。

それはベイスターズの主軸になり、リーグを代表する今となっても変わらない。

社会人出身のドラフト6位ながら、チームメイトも驚く練習量で今の地位を掴んだ。

ベイスターズの背番号51といえば、鈴木尚典。

「ハマの安打製造機」の異名を持ち、1997年から2年連続首位打者。

1998年に背番号が7に変更になり、日本シリーズではMVPにも輝いた。

現在背番号51を背負う彼にも、新しい背番号への打診があったという。

「僕は背番号51のままでプレイさせて下さい」

彼はこの背番号で更なる飛躍を期す。

「首位打者は確かに嬉しかった。でもがむしゃらにやっていて結果的について来た感じ。本当に嬉しくて思い出に残っているのは優勝です」

元祖・ハマの安打製造機の鈴木はこう公言してはばからない。

令和の背番号51も全く同じであろう。

2017年オフに公開された球団公式ドキュメンタリー「FOR REAL」。

この中で、彼は同僚の梶谷隆幸と語り合う。

「ビールかけってどんな気持ちがするんだろう。一度やってみたいな」

その夢は、クライマックスシリーズでカープを打ち破り、一応は叶えた。

だが本当の歓喜は、優勝の栄冠にしか訪れない。

優勝したのは、カープだからだ。

冗談や、夢物語ではなく、本気で狙えるところまでチームは盛り返したが、まだまだ状況は厳しい。

創立70年の令和元年。

多くの人の願いを背負って、栄冠に向かって進んでいく。

さあ振り抜け宮﨑
気迫あふれるパワーで
夢描け鮮やかに
空高く

横浜DeNAベイスターズ。
背番号51。
宮﨑敏郎。

ALL THE BEST!!
成功を願って!!

Go Beyond the Limit.