2019/08/09(金) 横浜スタジアム
ベイスターズ 10-6 ドラゴンズ

勝 平良拳太郎 5勝2敗
負 エニー・ロメロ 6勝9敗

 

「いい時だけでなく、辛い時こそ支え合っていこう。チームも、スタッフも、ファンも、皆ファミリーだから」

 

21年ぶりの本格的な優勝争いに挑むベイスターズは、満身創痍だ。

 

正捕手の伊藤光。

セットアッパーのスペンサー・パットン。

一昨年の首位打者にして昨年のゴールデングラブ賞の宮﨑敏郎。

 

主力3人が骨折で戦線離脱。

 

伊藤の穴は、嶺井博希と戸柱恭孝がかつてのレギュラーの意地もかけて守る。

 

セットアッパー不在のブルペンは、右の三嶋一輝、左のエドウィン・エスコバーの両リリーフエースを中心に、連日フル回転。

 

そして宮﨑の不在を守ったのは、我らのキャプテンだった。

 

ハマスタの三塁上には、少し苦い思い出もある。

 

2009年7月26日。
全国高等学校野球選手権神奈川大会準々決勝。
横浜高校vs横浜隼人高校。

 

3番サードで出場。

9回表に6点差を追いつき更に逆転のチャンスの打席に凡打。

10回裏に彼のエラーがきっかけとなり、無念のサヨナラ負け。

 

悔し涙で、彼の高校野球は終わった。

 

「彼は横浜の宝だ。うちが指名しないでどうするんだ!」

 

その年、ベイスターズは彼を単独1位指名。

 

就任間もない故加地隆雄社長の英断だった。

 

チームの将来を託す大砲と期待されつつも、入団後は苦戦が続いた。

 

2014年に中畑清監督の決断で、外野へコンバートされレギュラーに定着。

横浜を、日本を代表する選手へと成長していった。

 

「チームが勝つためなら、何でもやらせてください!」

 

チームの緊急事態に、指揮官からの要請に二つ返事で応えた彼はかつての本職とした場所へ向かっていく。

 

5年ぶりのホットコーナー。

 

初回からスタジアムに鳴り響くファンファーレ。

 

1回裏には、追撃のソロホームラン。

同点に追いついた5回裏には、圧巻のグラウンドスラム。

 

いずれもレフトスタンドに叩き込んだ。

 

「イレギュラーなことは起こる。1,2軍の選手全員で8,9月を頑張っていく」

 

秋の栄冠を目指して、乾坤一擲の闘いは続く。

 

横浜にチャンピオントロフィーを!

 

誰も見たことのないドラマの渦中に、我々は今立っている。

 

横浜の空高く
ホームランかっ飛ばせ筒香

 

さぁ打て筒香
飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲
かっとばせホームラン

GO GO TSUTSUGOH!

 

横浜DeNAベイスターズ。
背番号25。
筒香嘉智。

 

VAMOS A SEGUIR ADELANTE!
前に、前に、積極的に行こう。

 

Go Beyond the Limit.

 

I☆YOKOHAMA!

2019/08/06(火) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島
ベイスターズ 4-8 カープ
勝 アドゥワ誠 3勝4敗
負 上茶谷大河 6勝4敗

2019/08/07(水) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島
ベイスターズ 4-0 カープ
勝 濱口遥大 6勝3敗
負 クリス・ジョンソン 8勝7敗

2019/08/08(木) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島
ベイスターズ 1-4カープ
勝 野村祐輔 6勝3敗
負 京山将弥 0勝5敗

2008年から毎年8月6日もしくはその近日に行われている「ピースナイター」。

74年前の原爆死没者を慰霊し、核兵器廃絶を訴える意味が込められている。

この意義ある試合から始まった3連戦に、ベイスターズは優勝争いの最前線で闘った。

7連続カード勝ち越しはならなかった。

だが、好調カープ相手に背番号26が立ちはだかった。

6回。
打者23人。
115球。
被安打4。

圧巻の11奪三振。

意識して伸ばしているという長髪が豪快になびく。

圧巻の三振ショーに、青き声援が轟き応えていく。

春先の連続完封劇から一転、1イニング降板の屈辱も味わった。

木塚投手コーチの進言もあり、二軍再調整ではなく、中継ぎで全力投球して本来のピッチングを取り戻していった。

長い梅雨も、灼熱の夏も、ここまでローテーションを守ってきた。

それもあの栄光の舞台に今一度立つため。

そして、未だに手にしていないチャンピオントロフィーを手に入れるため。

闘いは続いていく。

下克上で喜んでいる時は既に終わった。

厳しい闘いを勝ち抜き、秋の栄冠へ。

乾坤一擲の夏の陣が始まった。

横浜には頼れる左腕がいる。

闘いの切り札は、背番号26だ。

左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ ハルヒロ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濱口遥大。

BE HONEST, BE HUMBLE AND BE GREEDY.
素直に、謙虚に、貪欲に。

Go Beyond the Limit.

I☆YOKOHAMA!


2019/07/31(水) 横浜スタジアム
ベイスターズ 4x-3 スワローズ
勝 山﨑康晃 2勝1敗22S
負 近藤一樹 3勝3敗

2019/08/01(木) 横浜スタジアム
ベイスターズ 2-4 スワローズ
勝 山田大樹 4勝0敗
S スコット・マクガフ 4勝1敗5S
負 大貫晋一 5勝4敗

2019/08/02(金) 横浜スタジアム
ベイスターズ 4-2 ジャイアンツ
勝 平良拳太郎 4勝2敗
S 山﨑康晃 2勝1敗23S
負 菅野智之 8勝5敗

2019/08/03(土) 横浜スタジアム
ベイスターズ 6-5 ジャイアンツ
勝 国吉佑樹 5勝3敗
S 山﨑康晃 2勝1敗24S
負 中川皓太 4勝2敗15S

2019/08/04(日) 横浜スタジアム
ベイスターズ 3-2 ジャイアンツ
勝 今永昇太 10勝5敗
S 山﨑康晃 2勝1敗25S
負 桜井俊貴 5勝2敗0S

梅雨明けの7月から灼熱の8月へ。

横浜スタジアムを舞台に、ベイ戦士は駆け抜けた。

宮﨑敏郎のサヨナラ打。

櫻井周斗のプロ初ヒット。

快刀乱麻の平良拳太郎。

石田健大の執念の粘投。

「オトコハ、ダマッテ、ナゲルダケ」エドウィン・エスコバー。

いくつものドラマを奏でながら、頂点への階段を昇ってきたベイスターズ。

首位攻防戦の最終ラウンドに、笑顔と涙の結末が待っていた。

ハマのスピードスター。
横浜高校出身。
DeNAベイスターズの初代キャプテン。

21世紀のベイスターズの歴史は、彼と共にあった。

8月3日の試合では、代走で出場。
犠牲フライとバッテリーエラーで決勝のホームを踏んでいた。

そしてこの日は、6番セカンドでスタメン出場。

6回裏の第3打席。
鋭く振り抜いた打球は、ライト線を鮮やかに破っていく。

彼はダイヤモンドを疾走していく。
ヘッドスライディングで勝ち取ったスリーベースヒットは、プロ通算1000本安打。

嶺井博希のライト前ヒットで見事に生還。

ベンチでは、チームメイト一人ひとりと固い握手。

横浜高校の後輩にして、後任キャプテンの筒香嘉智とは熱き抱擁。

ルーキー時代から指導を仰いできた田代富雄打撃コーチから、記念のボールを受け取った。

この得点が決勝点となり、首位ジャイアンツに3連勝。

ゲーム差は遂に0.5となった。

記念のTシャツに着替えて臨んだ、ヒーローインタビュー。

怒濤の大歓声に、彼は涙を必死にこらえ、笑顔で応じた。

そして、チームメイトが駆け寄り記念撮影。

キャプテン筒香嘉智からは、コージーコーナーの苺ホールケーキが渡される。

これは筒香が試合中にスタッフに依頼して、関内駅前まで買いに行ってもらったもの。

これまで300人の選手が1000本安打を記録してきた。

だが、記念のケーキとチームメイトと祝福と、そして超満員のベイスターズファンの前で祝福されたのはおそらく彼がはじめて。

「とてもうれしいです。優秀なスタッフ、フロントの方、大好きな先輩、後輩。僕は人に恵まれたと思っています」

それは、彼が陰に陽に、徹底的に人に尽くしてきたからこそに他ならない。

チームが一番辛いときに入団してきた。

ハマスタに閑古鳥が鳴く中で、レギュラーを勝ち取っていった。

明日をも知れぬ新球団の初代キャプテンを引き受けた。

チームが強くなり、ポストシーズンに進み、優勝候補の一角に上げられるようになった今、彼は既にレギュラーではない。

一昨年の日本シリーズは、テレビで見ていた。

今年こそ、優勝してポストシーズンを勝ち抜き、栄光の舞台に立つのだ。

チームメイトが、かつて共に闘った仲間たちが、そしてどこよりも熱いファンたちが、その勇姿を待っている。

背番号7が、更に輝く時が来た。

スタジアムに、応援歌が響き渡る。

栄冠掴むその日まで
恐れず飛び込めベースへ
君の熱き血潮で
燃えろ 雄洋

横浜DeNAベイスターズ。
背番号7。
石川雄洋。

SIETE BRILLANTE.
7、輝く。

Go Beyond the Limit.

I☆YOKOHAMA!


2019/07/30(火) 横浜スタジアム
ベイスターズ 6-2 スワローズ

勝 上茶谷大河 6勝3敗
負 デービット・ブキャナン 1勝6敗

真夏の一大イベント「YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2019」が開幕。

2012年のDeNA新球団発足とともにスタートしたこの企画も8回目。

特製ユニフォーム配布や試合後のイベントなど、プラチナチケット化する大人気企画だ。

思い起こせば2012年夏。

中畑清新監督を迎えた球団は、最下位に沈んでいた。

筒香嘉智は期待の若手の一員でしかなかったし、康晃ジャンプなど存在しなかった。

不甲斐ない試合に逆上した一部ファンが、配られたグッズをグラウンドに投げ込むこともあった。

だが、この8年間。チームは着実に力を付けてきた。

ホームラン王、首位打者、打点王、セーブ王も生まれた。

侍ジャパンに選手を幾人も輩出した。

そして、クライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズにも進出した。

今シーズンも、シーズン序盤の最下位から這い上がり、本気で優勝を狙える位置まで来た。

「フリーエージェントで選手が出て行くばかりでなく、FA選手や将来有望なアマチュア選手がベイスターズに来たいというような球団にしないといけない」

冬の時代を孤軍奮闘してきた三浦大輔現投手コーチは、自身がFA宣言しながら球団に残留した経験を踏まえ、叫び続けてきた。

そして、そういう時代がやってきた。

2018年6月。
横浜スタジアム。

「ちょうどあの三塁側のあたりだったんです」

東洋大学野球部のエースだった彼は、知人とベイスターズvsファイターズを観戦していた。

「山﨑康晃さんが出てきた瞬間、一体感に鳥肌が立った。球場の雰囲気やベンチとかを見ていて、すごくいいなと。ここで野球をしたいと思ったので、何かの縁なのかなと思います」

その年、ドラフト1位で入団。

球団は名球会投手にして「カミソリシュート」の平松政次の背番号27を彼に与えた。

開幕からローテーションに定着し好投を続けるも、3連敗。

だが、5月18日のスワローズ戦でプロ初勝利を記録して以来5連勝。

2016年今永昇太の記録に並んだ。

そしてこの日もスワローズ戦。

7回。
打者24人。
投球数76。
被安打3。
被本塁打1。
奪三振2。
与四球1。
失点2。

威風堂々のピッチングで、球団新人記録の6連勝目をもぎ取った。

新人投手の6連勝は2013年スワローズの小川泰弘以来6年ぶり。

先発初勝利からの6連勝は1994年タイガースの藪恵市以来25年ぶりの快挙。

新たな歴史に、その名を刻んだ。

「一つでも勝利に貢献してジャイアンツを抜けるように頑張ります」

力強い宣言に、満員のスタジアムのファンは大歓声で応えた。

試合後には100機のドローンが鮮やかな宇宙航空ショー。

創設70周年の栄光へ、鮮やかな星を横浜の夜空に描いた。

令和の背番号27の時代がやってくる。

横浜の熱い熱い夏の主役は、君だ!

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号27。
上茶谷大河。

ALL IS WELL.
すべてに勝ち抜いていく。

Go Beyond the Limit.

I☆YOKOHAMA!


2019/07/28(日) ナゴヤドーム
ベイスターズ 2-4 ドラゴンズ

勝 笠原祥太郎 3勝1敗
S 岡田俊哉 2勝0敗2S
負 中川虎大 0勝1敗

育成契約から這い上がってきたシンデレラボーイ中川虎大(なかがわこう)の一軍デビュー戦。

本来の力を発揮できず、無念の2回ノックアウト。

後を継いだブルペン陣も、ドラゴンズ打線にリードを許したまま試合は中盤へ。

7回表。三嶋一輝がランナーを許しながらも無失点。

8回表。ハマの豪腕サウスポーがマウンドに向かう。

打者3人。
19球。
2奪三振のパーフェクトリリーフ。

豪速球が、今日も冴え渡った。

彼の活躍無くして、チームのV字回復はあり得なかった。

95試合中47試合登板。
44回2/3。
3勝2敗22ホールド。
奪三振58。
防御率3.43。

2018年シーズンが、53試合登板4勝3敗13ホールド54奪三振。

既に昨年の奪三振数を超える大活躍だ。

今シーズンは、左腕最速の160kmも記録。

もっともっと評価されて、賞賛されていいはずだ。

タフである。
ハートが強い。

そしてチームを、横浜の街をこよなく愛している。

リリーフに失敗し、チームメイトの勝利を消してしまった時の涙。

その涙を力に変えて、ここまで闘ってきた。

そして、これからも闘っていく。

「しっかりと準備して、自分のベストを尽くす。とにかく優勝したい気持ちが強い」

豪腕が岩盤に爪をかき立てるようにしがみつき、ここまで這い上がってきた。

横浜の夏はどこよりも熱い。

誰も見たことのないドラマを見逃すな!

星空に響け 激しく
魂がうねる音
闘えWarriors
俺たちは生きる
勝利の女神 抱くため
情熱の火よ
我が道を照らせ
Wow wow wow BAYSTARS
勇者の遺伝子

横浜DeNAベイスターズ。
背番号62。
エドウィン・エスコバー。

GO HARD OR GO HOME.
やるかやられるか。常にそういう気持ちでプレイしている。

Go Beyond the Limit.


2019/07/27(土) ナゴヤドーム
ベイスターズ 12-3 ドラゴンズ

勝 石田健大 2勝0敗
負 松坂大輔 0勝1敗

「小さいころから見てきた投手」(乙坂智)

「みんなが憧れる横浜高校の大先輩。ファンの人が、見ていてワクワクするようなプレーを見せられるように頑張りたい」(筒香嘉智)

「高校に入った時松坂世代はめちゃくちゃすごくて、憧れていた。対戦できることはめったにない。何とか打ちたかった」(石川雄洋)

日本中のすべての野球ファンが憧れ、尊敬し、目標にしてきた「平成の怪物」松坂大輔。

今季初登板のリビングレジェンドに、ベイスターズ打線が襲いかかる。

1998年ドラフトでの意中球団はベイスターズだった。

2014年のNPB復帰時にもDeNAは獲得ならず。

2018年にドラゴンズ移籍後は2連敗。

今シーズン初登板。
見切り発車の調整不足もあっただろうが、かつての相思相愛の恋人を見事ノックアウト。

とどめを刺したのは、先発の背番号14だった。

1回表。
1アウト満塁。

既に3点先制していたが、ここで彼が凡退していれば試合はわからなかった。

鋭く振り抜いた打球は鮮やかなライト前タイムリーヒット。

後続の打者も続き、この回8得点。

2回表。
ノーアウト満塁でまたもや打席がまわってきた。

走者一掃のタイムリーツーベース!

試合を決定づけた。

「打席に立つ以上、しっかり振る気持ちでいる」

ベイスターズの投手が1試合4打点を挙げたのは、2017年10月1日カープ戦のジョー・ウィーランド以来。

2年連続クライマックスシリーズを決めた乱打戦。

その勢いのまま、チームはポストシーズンを突破。

19年ぶりの日本シリーズ進出を果たす。

日本人投手では2003年9月15日スワローズ戦の吉見祐治以来16年ぶりの記録。

長身サウスポーは、打っても凄かった。
2015年からは打撃投手としてチームを支えている。

「三者凡退のイニングがなかったし、長いイニングを投げられなかったことは残念」

背番号14は勝利の中で、反省も忘れていなかった。

だが、頼れる左腕は完全復活。

次回登板では、更なる飛躍が期待される。

先発カルテット長男の本領発揮の夏が来る。

健大の夏が始まった。

横浜劇場を見逃すな!

左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ 健大

横浜DeNAベイスターズ。
背番号14。
石田健大。

GRATITUDE.
ファン、家族、環境、すべてのものに感謝。

Go Beyond the Limit.


2019/07/26(金) ナゴヤドーム
ベイスターズ 2-1 ドラゴンズ

勝 平良拳太郎 3勝2敗
S 山﨑康晃 1勝1敗22S
負 柳裕也 9勝4敗

快刀乱麻の拳太郎、名古屋に見参!

6回 2/3。
打者23人。
96球。
被安打3
失点1。
奪三振7。

変幻自在のピッチングに、強力ドラゴンズ打線のバットが空を切っていく。

先週の横浜スタジアムでのドラゴンズ戦と同じ、柳裕也との対決にも勝利。

2017年5月10日のプロ初勝利もナゴヤドーム。

ドラゴンズ戦は、8試合4勝0敗。

横浜にドラゴンズキラーが誕生した。

「調子自体はよかったです。全ての持ち球を使い、制球良く投げることができました」

3回表の攻撃では、レフト前ヒットを記録。

筒香嘉智の先制2ランホームランを呼び込む。

7回表の2アウト1,2塁のチャンスではそのまま打席へ。

空振り三振に倒れるも、11球粘る執念を見せつけた。

だからこそ、任された7回は投げきりたかった。

しかし、後を続いたリリーフ陣が無失点リリーフ。

自身の勝利から始まったチームの連勝は6となった。

「どこが相手でも低めを心掛ければいい投球につながっていくと思います」

昨年後半戦だけで5勝を上げた右腕が、いよいよ本領発揮だ。

令和最初の夏。

本気で頂点を目指せる位置までチームは這い上がってきた。

変幻自在のサイドスローが、その先頭に立っていく。

横浜の夏の物語を見逃すな!

たたかうぞ
闘志みなぎらせて
勝利の海
行くぞベイスターズ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号59。
平良拳太郎。

KEEP WORKING HARD AND CONCENTRATE.
集中し、奮い立って戦う。力いっぱい努力する。

Go Beyond the Limit.


2019/07/25(木) 阪神甲子園球場
ベイスターズ 6-0 タイガース

勝 今永昇太 9勝5敗
負 秋山拓巳 2勝3敗

エースが渾身の124球で27個目をアウトを取った瞬間、「光のハグ」がマウンドに再現された。

捕手の伊藤光による、完封達成投手への笑顔の祝福はこれで4回目。

濵口遥大の2度と併せて2投手が2完封するのは、2007年の三浦大輔と寺原隼人以来12年ぶり。

左腕2投手による2完封は、チーム史上初の快挙だ。

「完封はたまたまです。でも常に完投できる投手でありたい」

背番号21は凛々しく語った。

9回表の攻撃。
2アウト2塁。

打席に立ったエースは、闘志満々。

センター前ヒットで出塁すると、大和の左中間2ベースで、ダイヤモンドを全力疾走。

4得点目もぎ取ったのエースの気迫に、神里和毅、筒香嘉智が連続タイムリーで応えていく。

「この3連戦は延長戦もあって、きのうは濵口も一生懸命投げていた。自分も何とかチームのためになりたいと思って投げました」

フル稼働が続くブルペン陣へのエールともなる完投・完封。

エースが輝きを取り戻した。

チームは今シーズン初の5連勝。

首位ジャイアンツに5.5ゲーム差の位置にまで来た。

全力疾走のエースが、栄光と凱歌の歴史を築く。

横浜劇場を、見逃すな!

左腕がうなれば
狙いは外さない
ピンポイントの技
攻めろ 攻めろ 昇太

横浜DeNAベイスターズ。
背番号21。
今永昇太。

THE FLOWER THAT BLOOMS IN ADVERSITY IS THE RAREST.
ピンチの時こそ自分が成長できるチャンス。

Go Beyond the Limit.


2019/07/24(水) 阪神甲子園球場
ベイスターズ 3-1 タイガース

勝 濵口遥大 5勝3敗
S 山﨑 康晃 1勝1敗21S
負 青柳晃洋 5勝6敗

最高の笑顔が甲子園に輝いた!

7回。
打者26人。
115球。
6安打。
奪三振3。
与四球2。

ダブルプレーを3つ奪う粘りのピッチングで、今シーズン5勝目。

不振にあえいだ昨シーズンの記録を早くも更新。

「走者を出しても集中して粘り強く」

その言葉通りの快投が、チームに引き分けを挟んでの4連勝をもたらした。

そして、昨夜総動員したブルペン陣を休ませることも出来た。

甲子園ではデビュー以来6戦4勝1ホールド。

圧倒的な相性の良さにも、「たまたまですよ」謙遜するが、それも実力のうち。


ともかく、彼は這い上がってきた。

完封劇から始まった今シーズンは、順調な道のりではなかった。

わずか1イニングで交代を命じられたこともあった。

中継ぎで再調整もした。

それも全て、次の勝利のため。

苦難を乗り越えて、彼は帰ってきた。

豪快無比のピッチングこそ、彼の真骨頂。

その闘志。
その気迫。

そして、太陽のような輝く笑顔はチーム躍進の象徴。

「僕はエースになりたいんですよ」

開幕前に語った言葉を、その実力と結果で実現する日は近い。


栄冠を目指して、戦いは続いていく。


左腕がうなれば
狙いははずさない
ピンポイントの技
攻めて攻めろ ハルヒロ

横浜DeNAベイスターズ。
背番号26。
濱口遥大。

BE HONEST, BE HUMBLE AND BE GREEDY.
素直に、謙虚に、貪欲に。

Go Beyond the Limit.

2019/07/23(火) 阪神甲子園球場

ベイスターズ 2-2 タイガース

(延長12回引き分け)

 

「甲子園の後一人コールの中で打った逆転打。これが現役時代に最も印象に残っている打席です」(小久保裕紀)

 

侍ジャパン前監督の前監督にして、現役時代はホークス、ジャイアンツで四番を務めた。

 

ホークスで何度も優勝を経験している彼が、敢えて上げたジャイアンツ時代の甲子園での一打。

それほどあの甲子園の大歓声はもの凄いのだと。

それを覆すことがいかに難しいことなのだと。

 

そしてその難事を、ハマのキャプテンがやってのけた。

 

中盤からは、取って取られてのシーソーゲーム。

自慢のブルペン陣がリードを守れず、1点ビハインドで迎えた9回裏。

 

伊藤光のフォアボールから作ったチャンス。

2アウト2塁で、背番号25が打席に向かう。

タイガースの守護神ラファエル・ドリスの内角低めのストレートを捕らえた打球はタイムリーツーベス。

 

この一打で試合を振り出しに戻し、「あと一人コール」も打ち消した。

 

そして両軍死力を尽くしての戦いは、延長12回引き分けとなった。

 

勝てなかった。

だが、負けなかった。

 

「強いスイングで、しっかりと捉えることができました。ランナーをかえせてよかった」

冷静に振り返る背番号25は、次の戦いを見据える。

 

まもなく梅雨が明ける。

 

ベイスターズの熱い夏が始まる。

 

その大黒柱は、背番号25だ。

 

横浜の空高く

ホームランかっ飛ばせ筒香

さぁ打て筒香

飛ばせ空の彼方

横浜に輝く大砲

かっとばせホームラン

GO GO TSUTSUGOH!

 

横浜DeNAベイスターズ。

背番号25。

筒香嘉智。

 

VAMOS A SEGUIR ADELANTE!

前に、前に、積極的に行こう。

 

Go Beyond the Limit.