そんな時、

色々あって部屋を出る事にしてるmituは彼氏に、
『次の引っ越しも手伝ってね~』
と。
『そん時まだこっちおったらな~』
と軽い冗談でいつもの様に返す彼。

『又そんな意地悪言うねんなぁ~』

と笑って返したつもりが、いつの間にか涙が溢れだしていた。

そんな私に驚いて
『どうしたん?』

と繰り返す彼に今まで我慢していたものが溢れだして止まらなくなってしまい、
『一人にしないで…』

自分からそんな言葉が出るなんて、mitu自身も驚く…。
泣きじゃくる私を抱き締めながら彼も泣いていた。
この腕がなくなってしまったら私、どうするんだろう…?そう思うと又涙が溢れだす。

一人で何だって出来るmitu。
ここ数年でそういう生き方を身に付けてしまっていたから。
仕事も遊びも趣味も。一人のがフットワーク軽くてやりやすい時すらあった。
結婚出来ない負け犬女の典型だな私。なんて笑える位にね。
だけどそれは、どんな時も彼がいてくれたからだったんだ。
友達だった彼がいたから、泣いても又笑えた。

解っていたつもりだったけど当たり前すぎてその存在の大きさに気付いていなかったんだね…。

ごめんね。

もっと早く気付いていれば、彼を裏切る様な事にはならなかったのかな…?

まだはっきりとはどうするか決めていない彼。
いっそのこと遠く離れた場所で新しい出会いでもあれば、彼の為には幸せなのかもしれない…。

今のmituは彼が居てくれるからこそだけど、どうしてこんな私を嫌いにならないのか解らない。
だからこそ甘えてしまうだろうね。

mituの心は多分、壊れている上に氷より冷たい…。