振り返り その3 | 10年後の私へ~子宮けい癌Ⅱb期と宣告

10年後の私へ~子宮けい癌Ⅱb期と宣告

子宮けいガンのⅡb期、腺ガンと診断されました。治療も難しいよう。まだ診断を受けたばかりで、どうしていいか…。でも、家族の為にも頑張らないと。10年後の私がこのブログを見ている事を信じて。日々の不安や悩みを書きながら、自分を励まして力にしていきたい。

受診したドクターからは、
「標準治療としては、放射線治療または外科的手術となるが、どうしますか?」と言われ、それぞれのメリットデメリットの説明があった。

外科的手術は、排尿問題も出ることがあるらしいので、妻と相談し放射線治療を選択した。

その病院には、子宮に直接照射する機器がないらしいので、別の病院を紹介してもらい治療することとした。

紹介先のドクターと話し合い、放射線プラス抗がん剤を併用することになった。妻のがん(腺がん)には、放射線は効きにくいための措置のようだった。

念のため民間治療を探したところ、超高濃度ビタミンC点滴治療が効果があるとのこと。しかし、自由診療のため、ワンクールで20万ほどかかる。
とてもでないが、そのような治療を受ける経済的余裕は無いので断念。
しかし、経口摂取で点滴治療に匹敵するサプリがあるとのことで、早速購入し服用を開始した。

妻は、子宮内の直接照射と抗がん剤の副作用に苦しんだが何とか耐え、奇跡的に効果があり、ほぼ寛解に近い状態になり退院した。

それからしばらくは何も問題無かったが、毎月検診している際の血液検査での腫瘍マーカーの値が、毎月のように上昇していった。

しかし、内診やCTでも子宮に異常は見つからない。ドクターも不思議がっている。
念のためPET検査も行ったが、断定できない。
MRIで怪しい部分が見つかるが断定できず。

しかし、腫瘍マーカーがとてつもなく異常値なので再発だろうとドクターの見解。

治療には手術が必要だが、放射線治療をしているので、かなり難易度は高いらしい。とはいえ、他に選択肢がないため、手術を行った。

手術後、ドクターが僕に言った言葉が衝撃的であったことは鮮明に覚えている。