今過ごしている現実が、あたかも非現実的なように感じてしまって、この週末は特に普段当たり前と思っていた事を最大限に楽しもうと、昨日は10年ぶりくらいでジャズフェスを見つつ、ストリートピアノを触ってくる事も出来ました。

子供達と仙台の町中を、あーでもない、こーでもないとグダグダ話しながらも充実した時間を過ごせたので・・・。

 

今日は、非現実的だけど現実でした・・・という事にもしっかり目を向けようと・・・。

 

ようやく開けました。

 

入院に関する説明やら同意書やら。

 

ついでに保険請求などの資料も。

 

 

ただね。

 

あけたのは良いんだけど・・・。

 

 

どんだけ書類、多いの??

 

 

って驚きました。

 

一通り説明書きを読むだけで半日。

 

まぁ、個人情報や情報提示に関するルールなどは僕らも日々、仕事で一つ一つ確認しながら進める時代になりましたし。

 

医療においても当然と言えば当然なのですけどね。

 

 

なんか色々見ていてちょっと、時代を考慮したシステムではないなぁ・・・と思う事がとても多い午前中でした。

 

そもそもね。

 

今の時代の主体は【核家族】という前提です。

 

もっと言えば、子供がいない世帯、そもそも独身世帯も相当多いはずだとは思うのですが。

 

同意者だ、身元保証人だ、身元引受人だ、なんだかんだと。

これ、同居家族だけでは簡潔出来ないシステムなんですね。

 

まぁ、大概は理由を説明すればどうにでもなるというオフレコの前提もあるのでしょうが。

 

そして、ふと思います。

 

例えばね。家を飛び出して、身寄り頼りが誰もいない・・・という方も沢山いるはずなんですよね。

まぁ、生活保護の受給でもしていれば、金銭に関する部分やもし万一の事があった時の葬儀などの手配はむしろ楽かもしれませんがね。

 

家族には絶対に頼りたくない!という状況だって十分に考えられると思うのですよ。

こういう場合ってどうするものなんだろうな??ってちょっと疑問でした。

 

そしてさ。

 

まぁこれも仕方ないとは思うんだけどね。

 

なぜ、自分の病状や手術の説明、その後の治療方針やリスクの説明など。

この決定はあくまで自己によるものでしょ?

 

昔だったらね。知らないのは本人だけで、実は余命数か月でした・・・なんてのもざらだったんだと思うけど。

 

今は時代が変わって、自分の命も自分で決定する世の中でさ。

治療をする、しないだって自分に決定権はあるはずじゃないですか??

 

なぜ必ずその説明に家族を引っ張り出したがるのだろうか??

 

本人は自然の摂理に身を任せたい。

 

家族は生かしてほしい。

 

このギャップは、家族とはいえ所詮自分と他人だからこそ生まれるものであって。

 

治療を選択しない自由だって個人の尊厳として認められるべきだと思うし。

 

逆に、命を伸ばそうと思う権利だって自由だと思う。

 

日本は本当に住みやすい国だと思います。

医療費だって高額医療費の精度とか、これ海外だったらほんと恐ろしい事だと思うし、それだけ手厚いんだと思うんですね。

 

でも、これもう少し自分だけの責任で解決できる方法ってのもあって良いのではないかな??

 

僕個人的にはですよ??

 

意図的にミスりました・・・とかで自分の命がどうにかなるのならばまだしも。

 

多少の間違いでもし自分がポックリ逝ったところで、誰も恨んだりはしないし。

 

まぁ、少しだけ我儘が許されるのであれば。

「あぁ、自分の人生苦しい事ばかりだと思ってたけど、割と悪くはなかったかもしれないな」

ってくらい思い返すゆとりがあれば尚ありがたいですがね。

 

それも含めてまた運命だ・・・と割り切る勇気も必要でね??

これが中途半端に第三者が関わるから、権利だ、なんだとややこしくなるし。

 

今回思ったけどね。

自分で聞いて、考える分にはまぁ、衝撃的だしショックも大きいし、不安もさみしさもそりゃ当然あるんですよ。

でも、それ以上に億劫な事。

 

そのことを、平静を装って周囲の人に伝える事ね。

これ、ほんと。自分だけだったら、自分の覚悟だけで済むわけじゃない?

 

そんなボロボロのメンタルの時にさ。

 

他の人達にそれを伝える時の気遣いまで考えるゆとりはありません(笑)

 

 

というね。まぁ。あくまで課程の話ではあるけど、そんな事を思いながら、ようやく手続き書類を一通り見終わって。

 

ちょっとネガティブになりかけたところだったので。

 

また一週間が始まります。

いつもは何てことない一週間だけど。

 

僕にとっては、普通に過ごせる最後の一週間かもしれない・・・。

 

まぁそれはないでしょうが。いつ何があっても後悔しない一週間を過ごせるように努めます。