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それぞれの人達が、それぞれの進むべき道を、ただそのレールに乗って進む。

もしも僕らの人生が、ただそれだけだったのならば、きっとこんなに悩んだり、苦しんだり、もがいたりしたりはしないんだろうなぁ。


前に進めば進むだけ、沢山の分岐点があって、考えて、迷って、ようやく選んだその道がとてもとても険しいものだったり、遠回りだったり、時には行き止まりだったり。


そうやってやっとたどり着いたこの場所から、ふと後ろを振り返ったら、僕らが歩んだその轍は思いのほか、短いものでした。



線路をながめていると、いつもそんなことを思います。



そんな今日も気持ちの良い快晴。
晴れた空を見上げながら、その空の高さに「はっ」としてまた振り返っても、もう僕の後ろには誰もいませんでしたとさ。


流れる時代。
通り過ぎた青春の陰。
失った友。
いつのまにか離れて行った恋人。

最近妙に、いろんな物事からぽつんとただ一人、取り残されたようで、孤独感と恐怖感が頭から離れないのです。


自分は何をしているんだろう?

自分は何をすべきなんだろう?


生きた証が残るのは、ただの結果であって、それでは僕が生きてる証って何なのだろう?って。


それでも僕らの日常は、そうボヤッと考えている間でさえ止まる事なんてなく、相変わらず太陽は同じ道筋を降りてはまた昇り、その時々の僕らを照らすのでした。




生きたい。


ただそれだけ。


別に生かされたい訳ではない。


ただ。


生きる。



たったそれだけの事。





そんな、名取~仙台間の独り言。






良いことありますように。