『君の顔が好きだ』
～～～～～～～～～基本データ～～～～～～～～～～～
作詞：斉藤和義、作曲：斉藤和義
斉藤和義3rdシングル
発売日：1994年2月2日
収録アルバム：『素敵な匂いの世界』
『Golden Delicious』
『歌うたい15 SINGLES BEST 1993～2007』
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すいません、みぃちゃんとは全く関係のない曲です。
えらい古い曲ですが、
今聞いても全然色褪せない、大好きな曲です。
メロディもやみつきになります。
サビの歌詞の一部を紹介しますと、
♪♪
君の顔が好きだ 君の髪が好きだ
性格なんてものは僕の頭で 勝手に作りあげりゃいい
君の肩が好きだ 君の指が好きだ
形ある物を僕は信じる
♪♪
結構斬新な歌詞じゃないですか？
はっきりと「あなたのルックスが好きです」と
言いきっちゃってるわけですよ。
自分は昔、恋は美しいものであると思い、
「好き」という感情を色々な理由で飾り付けていました。
今でもみぃちゃんに対してちょっとそんなところもあります。
顔から入った分際で、
性格がいいだの、歌が上手いだの、散々書きました。
この曲を聴くたび、結局好きなものに理由なんてなくて、
「○○だから好き」なんて言うのは、
ほとんど詭弁にすぎないと思わされます。
ただ、誤解がないように言っておくと、
外見がみぃちゃんなら、
中身はこじはるだろうが、麻里子様だろうが
いいと言ってるわけではなく、
内面も含めて好きだというのは断言できます。
みぃちゃんのことは、
明るいから好きだとか、
優しいから好きだというのではなく、
明るいところも好き、
優しいところも好きなんです。
曲の話に戻りますと、
斉藤和義の内面から察するに、
ここで歌われているのは、
「どうせみんなルックスに惚れてんだろ？」
というような下世話なメッセージではなく、
「余計な飾り付けで自己を正当化することに虫唾が走る」
という感情の表れではないかと思います。
決して本気で外見だけでいいと思ってるわけではない。
なぜなら顔はともかくとして、
肩や髪や指だけを見て好きなんて
特殊な訓練を受けた人間でない限りないですよね。
その人の内面が好きだからこそ、
肩や髪や指（ライブでは過激な歌詞に変えてますが）も
好きになるんですよね。
それをわかったうえであえて
「君の顔が好きだ」と飾らずに歌ってることに
たまらなくシンパシーを感じてしまうんです。
こちらの勝手な解釈なんですけどね。
女性のみなさんにはどうか
その辺の機微をご理解いただき、
「私のどこが好き？」という質問を安易に投げかけないで
頂きたいと思う所存であります。(なぜか敬語)