自分で書いておきながら、「グラフィック・メディスンを知ってますか?ってタイトルは怪しいな!? なんか変な高額民間医療を勧める記事みたいだな!?って思ったけど違います!(゚Д゚)

 

 

 グラフィック・メディスンとは。以下引用。

 

 病気をめぐる患者自身または家族の、複雑な経験・心理を伝える手法としてコミックス・マンガを捉え、医療従事者との相互理解、治療に有効なメディアにするという考え方です。

 

引用終了。

 

 ここ数年、闘病漫画や病気のレポート漫画が増えたことは大変良い傾向だと思っていました。活字中毒でない限り、病気で弱っている時に長文、難解な文章は読めない。でも漫画なら読めるってことが多いのよ。小説家としては忸怩たる思いもありますが、それはさておき。

 

 病気になると人間どうしても孤独を感じやすい。そういう時に、漫画やブログで自分と似た境遇の人のお話を読むのはとても良い。これは治療とは別の役割だよねえ。

私も闘病エッセイ漫画や、他の人のブログやツイートを読ませて戴いて、ずいぶん助かりました。今後ますます、グラフィック・メディスンが世界中に拡がるといいな。病気の人は世界中にいるからね。今は昔より翻訳や流通のハードルも下がったから、世界中の人とつながれます。

 

 医療漫画については、この本に詳しくまとめられています。表紙に、卵巣がんの治療体験記漫画を描かれた藤河るり先生の『元気になるシカ!』の可愛いイラストが(^_^)/