私が受けた抗がん剤治療は、ドセタキセルとカルボプラチンを使うDC療法。 

 子宮体がんの初回治療では、パクリタキセルとカルボプラチンを使うTC療法がスタンダード。「アルコールに弱い人にはDCがオススメ」という情報を得て主治医に相談したところ、最初からDCになった。

 結果的にはしびれの後遺症もなく、吐き気もほとんど感じなかったので、とても良かった。こちらのサイトにも、ドセタキセルはパクリタキセルよりも痺れ(末梢神経障害)の副作用が少ないと書かれています。

 

 

 個人的にはDCが使えるのならDCのほうがいいんじゃないかと、体験してみて思ってます。これから治療を受けられる方はご参考までに、主治医に相談してみて下さい。ただ、ドセタキセル(30,113円)のほうが後発薬であるせいか、パクリタキセル(13,781円)より値段が高い。健康保険は使えるので、実際の支払いは人により1~3割になるとは思いますが。

 抗がん剤の種類、副作用、価格については、こちらの本がわかりやすかったです。 

 

 

 ところでこの本、ドセタキセルのページ(284ページ)に誤植があります。『植物』が『直物』になっているよ~。先生の手書き原稿をOCR化したのかな。
   2022年版でも2023年版でも同じ誤植。校正名人のうちの社畜ちゃんが目敏く発見しました。社畜ちゃんはカタカナの『ヘ』と平仮名の『へ』を瞬時に見分ける魔眼の持ち主。それは作家も読者さんも見落とすわ…。