通常、在庫は保有することは、キャッシュ上あまり好ましくないこと捉えられている。しかし、短所ばかりではなく、長所の側面からも考えなければならない。


在庫(棚卸資産)は、商品、製品、半製品、仕掛品、主要原材料などの棚卸をすべきものとして一定のものである。


在庫を保有することの短所は、購入資金が必要である点(キャッシュが減少する)、保管コスト(保険料や維持費など)がかかる点、商品や製品などが販売できなければ陳腐化するリスクもある。


しかし、ある程度の在庫を有していなければ、販売機会を失う可能性もある。


つまり、在庫を保有することの長所は、販売機会を得ることができる(商品や製品面)、一定の品質を維持できる(仕掛品面)、大量仕入れによるコスト削減や物流コストの削減(原材料面)などの効果がある。


一長一短ということですね。


話はそれるが、在庫を保有するこで、どれだけの損が生じているかを定量的に考えたい。


在庫100万円分保有している場合、現金が在庫として眠っているわけであるので、機会損失が生じるはずである。


運用利回り3%程度の証券に投資すれば、3万円得られたはずなのに、在庫として有することで、その3万円が失うことになる。


目に見える損のみならず、機会費用も考慮に入れなければならない。