「気が付いたら、ここが痛い」
「自然と痛くなった」
最近、患者さんからこんな声が聞こえて来ます。
それはどうしてそうなるのか…。
答えは…『腸からの不具合』です。
専門用語で言えば、「リッキーガット」と言いまして
日本名では腸管壁浸漏症候群と言い、腸壁の粘膜に穴が空く、又は、損傷している為に腸内の未分解の物質や有害な菌などが外に漏れ出してしまい、腸のバリア機能が破られた状態です。
簡単に言えば、腸の粘膜で、身体が欲している栄養が吸収されず、身体に不要な毒素や細菌、栄養が吸収される状態です。
腸のバリア機能が破たんしてる状態とイメージして下さい。
リッキーガットになると身体にどんな影響を及ぼすかと言いますと…『腸の慢性炎症』です
善玉菌や悪玉菌という言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、腸にはこれらの細菌を含む多数の腸内細菌が存在しており、これらが「腸内フローラ」と呼ばれる層を形成しています。
この腸内フローラのバランスが崩れ、腸に悪影響を与える「悪玉菌」が増えることで毒素が増え、慢性炎症を引き起こすのです。
悪玉菌が増える原因は何でしょうか?まず考えられるのは、腸の老化です。
栄養の消化吸収や排泄など様々な役割を持つ腸は、臓器の中でも1番稼働していると言われます。
その為、どの臓器よりも老化が早いのです。
腸の慢性的な炎症が何年も続くと、膵臓や肝臓にその炎症が飛び火し、糖尿病、肝臓病、動脈硬化などの生活習慣病に大きく関わります。
腸の老化の進行を抑える為にも、日頃から腸に負担を掛け過ぎないように、食生活の見直しとストレス・フリーの生活を送ることが大切です。
では『リッキーガットのからの腸の慢性炎症で引き起こる分かりやすい症状』は何かと言いますと…
●筋肉の痛み
●関節の痛み
●関節リウマチ
●不定愁訴(定まらない痛み)
●疲れやすい
●太りやすくなった
●肌荒れ
●イライラ
●口臭・体臭・便臭・おなかの不調(下痢、便秘)
●お腹の張り
●うつ病
●自律神経失調症
こういったサインは腸の老化によって腸内の毒素が増加しているリッキーガットの可能性があります。
加齢、身体の冷え、アルコールの過飲、野菜不足、薬の過飲、暴飲暴食、運動不足、ストレスなど腸に大きな負担がかかった状態に起きるサインです。
長年にわたる腸の慢性炎症は、筋肉と関節、他の臓器に飛び火し、臓器の細胞が壊され、糖尿病、肝臓病、動脈硬化、癌などの生活習慣病を引き起こすリスクが高まります。
例えば、転んで関節部が腫れるのは目に見える炎症です。
今、増加しているのが、「目に見えない炎症」
つまり、リッキーガットからの影響の腸の慢性炎症から来る目に見えない炎症です。
まさに、冒頭で申した通り
「気が付いたら、ここが痛い」
「自然と痛くなった」
とおっしゃる方々は、もしかするとリッキーガットからの腸の慢性炎症かも…。
これがタチの悪い治りづらい炎症で、一旦治ったかと思ったら、また違う部位に炎症を引き起こす「イタチごっこ型炎症」です。
つまり、昨日の痛みと明日の痛みが異なる炎症です。
それは、炎症部分が悪いのでなく、『腸の働きが低下している』と言う風に解釈するのが正解です。
「そんな時はどこの病院に行ったらいいの?」
と言いますが、病院でなくここ大和接骨院に来院して下さい。
当院は、お腹の不調を整える治療に力を入れていますので、腸の慢性炎症からの身体の変調にも治療可能です(保険外)
お腹に手を当てて、血流改善を図る治療法で、身体に負荷を掛ける治療ではないので
「もしかして該当するかも」
と言う方は大和接骨院に足を運んでみて下さい。
昨日、アメリカ大統領選で、大方の予想を覆しトランプ候補が当選しました。
この当選は、民主党共和党のどっちを選ぶかでなく、両党とも腐敗していてエスタブリッシュメント(既存体制)はもうこりごりだと言う意味で、大きな変化を求めた結果だと思います。
八年前にオバマ候補者が言った「CHANGE」は、皮肉にも八年後には、アメリカ国民から「CHANGE」との声になりました。
医療体制も「CHANGE」が必要で、週刊誌を見ても「薬は飲むな」「ヘルニアは手術するな」等どれが正しい情報なのか一般人は混乱します。
そんな時代背景だからこそ、正しい医療情報と身体の情報を、皆さんにお届けするのが僕の使命だと勝手に思っています。
今後ともブログの更新にこうご期待下さい。
身体の痛みを取り除き、ストレス・フリーの社会の実現が僕の公約 みっちーより
青森県弘前市駅前町15-3-102
電話番号 0172-55-0398
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大和接骨院 より

