航空機のに車輪ではなくフロート(浮舟)を付けたものは水上機と言われます。
 基本的には巡洋艦や戦艦に数機搭載され 機種としては敵艦隊への偵察や砲弾の着弾観測用に使用される非武装或いは防御用武装のみの偵察機がほぼ全てです。

 トップ画は三菱零式水上観測機  使い勝手がよく後席の防御用機銃の他に機首にも機銃を搭載し、同時代水上偵察機よりも高速で運動性も良いために偵察のみならず対潜水哨戒&爆撃等にも使用され、米戦闘機撃墜の公式戦闘記録も持っていたりします。 ゲーム内では本来の機種と異なり序盤の爆撃機ツリーにあって開発使用することが可能です

 そして、他国と異なり日本海軍が力を入れたのが水上戦闘機です


 大陸の平原での滑走路設営とは異なり密林の多い島嶼部での時間のかかる滑走路設営、そこで滑走路を必要としない、尚且つ偵察機よりも攻撃力があり即制空防空にも使える水上戦闘機を日本海軍は実戦配備しました。
 他国にも艦載で偵察用の水上偵察機はあるのですが、水上戦闘機となると運用コンセプトの違い等々の理由から試作のみまたは少数生産のみという形ばかりで 旧日本海軍のように水上戦闘機の実戦部隊配備は世界的にもレアケースになります

 二式水上戦闘機はいわゆる零戦の初期の型を水上機用に設計変更したもの。強風はまさしく最初から水上戦闘機として開発された機体となります。
 旋回性能等運動性の良好な日本機ですが、フロート付で空気抵抗が多めなため速度性能が通常の戦闘機よりも劣り、大戦中盤からは前線から下げられて入ったのは仕方ないことだと思います。
 他にもゲーム内日本軍では飛行艇と、航空機ツリーには無くとも艦艇ツリーの巡洋艦以上に搭載されていてそこでなら操作のできる九四式水上偵察機や九五式水上偵察機、零式三座水上偵察機が実装されています。
 飛行艇に関してはまた別の時に書こうと思います😌