第二次大戦までの空中戦は自動的に飛んでいく対空ミサイルではなく機銃や機関砲での戦闘です。 地上攻撃等の停止しているターゲットに対してはそれほどの問題はありませんが、お互いで空中で三次元的に高速で動きながらというと機銃を当てるのにもコツが必要となります
 
 例えば自機の前方500mくらいを右から左へ時速250kmくらいで横切る敵機があったとします。そこを狙って機銃を射つと500m弾が飛ぶのにザックリ0.6秒くらいかかってしまいます。0.6秒の間に敵機は40mくらい進んでしまうので弾は敵の後方を通過して当たりません 戦闘機の全長はせいぜい10m程度ですし。
 なのであらかじめ敵機の進行方向のちょっと先(見越し点とも言いますが) に狙いをつけて射つようにします。これを偏差射撃と言います。

 難易度低めのカジュアルな感じのゲームモードABでは敵機にある程度近づくとその見越し点が表示されます。つまり照準のアシストという感じです。

 この画像の矢印で示されてる○がその見越し点です。 お互いの速度や機銃そのもののスペック等の個別の要素があるので、あくまでもこの辺狙って下さいという目安なのですが相手の見越し点を感覚的に推定できるように慣れていくまではこのアシストは凄く助かります ちなみに見越し点右横の十字みたいなマークが自機の照準の位置。その回りを囲む赤い○はプレイヤーが見ている(つまり視点)の位置です。 上図の場合は文字通り発砲する直前です
 
 相手側もこちらに気づけば右に左にと逃げようとするので、最初のうちは見越し点が表示されさえすればめちゃくちゃ当てることができるといわけではありませんが、初めのうちはここを照準の目安として慣れていきます。

 実は....いきなりの実戦は墜とされてばかりで心折れそうで....という方には他にも練習方法があります。
 1つは他プレイヤーとではなくAIと対戦するシングルミッションやキャンペーンモードでプレイしてみる方法。 
 2つめは、カスタムバトルというプレイヤー自らがセッションを作成できる機能を使う方法です。
 カスタムバトルは経験値等は入りませんが、mapも試合形式も参戦人数もプレイヤーが作成できるとい機能で、例えば友人同士で内輪だけでバトルを楽しんだりというふうな時に本来は使います。
ですが設定項目の中にAIを参加させるか否かの項目があるので、自分で作成して仮に参加人数を10 人でAI有りにして自分だけで参加すると、敵味方5vs5で自分1人以外味方四人と敵側五人は全てAIというバトルができます。最大16vs16で設定できるので自分1人+味方AI15機vs敵側AI16機というバトルも可能です
 AIは下手というか弱いので、練習するのにとても向いています😌

 それともう1つ。ゲームでは各国の購入済み及び開発中の機体をテストフライトで乗ることができるのですが、スウェーデンのテストフライトmapのみAIの敵機が1機出てきます。 スウェーデン機使用時に限りますがこれも練習に使えます

 スポーツと同じように頭での知識よりも実際にプレイしてヤられながら慣れていき腕も上がっていくゲームなので最初はなかなか思うようにいかないかもしれません。
けれど自分vs慣れたプレイヤーではなく対AIで遊ぶこともできるので、めちゃくちゃ敷居の高いゲームというわけでもないと自分は思います😌