(中間報告)スイミングアコウと気圧と月の関係 | 瀬戸内ING

(中間報告)スイミングアコウと気圧と月の関係

釣りネタ無いので、研究ネタを爆笑



ロックフィッシュ地獄を購入!

普段は本も雑誌も読まないけど、この本だけは買うニヤリ


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今シーズンは、瀬戸内のアコウをスイミングで獲ることに力を入れた釣行や、専用設計ロッド【78橘花】の開発や情報発信をしてきたけど、

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表紙にスイミングを制するものはハタゲームを制す!
って書いてあるから、いい線行ってたのかも!?


瀬戸内のパターンとして、イワシ等大群をつくるベイトが接岸した時に、波止の影にアコウが浮いてイワシねらってるってのがあるけど、地域差も強いのでなんとも言えないが、ワタシの釣行頻度でホームフィールドでイワシの群れが大量に接岸している時に遭遇するのは年に2回あるか無いか。
こういう激レアパターンではなく、ベイトの有無に関係なく、スイミングで釣れることを実績を持って伝えるべく頑張った甲斐があり、少しづつ謎が解けてきて、

解けつつある謎の一つ。この本まだ殆ど読んでないけど、たぶん書かれていないはずビックリマーク



これは、HJ工房がフィールドで得た実釣データと、


生態系の頂点・(自称)スーパーエキスパート酒巻氏が管理人を務める超酒巻研究所の水槽で得たデータを照らし合わせたもの。


イワシ等、遊泳力のある小魚がいないときでもアコウが浮きやすく、スイミングパターンにハメやすいのは、


【低気圧接近の初日】


分かりやすいテキトーな言い方をすれば、

【雨の日の1日目】


低気圧により、気圧で水面を押す力が弱まる=海面の上昇

これにより、魚は体が軽くなり動きやすくなるという説は広く知られているが、

殆どの魚種は浮袋の調整により、無駄に浮き上がることもなく、普段通りの生活ができる。実際に水槽データでは気圧の変化による行動の違いは見られなかった。


ここからが大事な話グラサン



がしかし、アコウは他魚種のように素早く浮袋の調整を行うことができず、体が軽くなり、雨の日の1日目は浮き上がり泳ぎ回る。

雨の日の1日目というのは、2日目からは浮袋が順応してボトムに居やすくなるから。

また、月の明るさも大きく関係し、常夜灯の無いポイントであれば、闇夜の方がスイミングで釣れ易い。

更にマニアックにいけば、スーパーエキスパート酒巻氏によると、月の明るさを月光と紫外線に分けて考え、雨雲では月光は防げるが、紫外線は防げないという。



その浮き袋の調整にかかるタイムラグと、闇夜が重なった時、瀬戸内におけるスイミングパターンを生態的にハメやすいってのを、



まだまだデータ不足のオカルト理論ですが、今後も追求していこうと思います(^_^)v