家族旅行二日目
草津ホテルをゆっくりチェックアウトして
軽井沢へ出発
草津の街を出る時に
お馴染みの松むら饅頭でお土産を買って
以前は草津ホテルの部屋置きのウェルカム菓子(?)が松むら饅頭で、以来我が家は草津の饅頭はコレ一択です
高原の空気はとても清々しく気持ちよく
途中一面のキャベツ畑が綺麗すぎたので
車を停めて
胸いっぱいに深呼吸
私の写真では美しさが伝わらない
ずっと行きたかった石の教会は
挙式中のため外観のみ見学
中に入ってみたかったな
教会へ繋がる石の小径
この教会は
キリスト教伝道者である内村鑑三の
無教会思想に通づる建築
だそうです
無教会という思想は
沖縄の御嶽(ウタキ)とか
日本古来の信仰や祈りの場を想起させます
信仰を持たずとも
心のどこかに祈りたいという想いがある人
信仰を持ちながらも
祈るべき教会のない人
そして何にもとらわれない
精神の自由を尊ぶ人たちへ
(石の教会HPより)
これは
日本の八百万信仰にとても合っていると思います
日本人の多くは
信仰と意識してもしなくても
初詣もお宮参りもお盆お彼岸も
パワースポット巡礼もお祭りも
DNAが祈りを欲している
自然との調和を目指すというオーガニック建築
設計は
アメリカのオーガニック建築家
ケンドリック・ケロッグ
教会の地下は
内村鑑三記念堂になっているそうです
そしてランチは
娘が見つけてくれたヴィーガンカフェへ
一階はお花屋さんで
オープンエアの素敵お洒落な
「RK GARDEN」さん
昨日のマクロビ古民家カフェに続き
どストライクPart 2
エントランスから既に嬉しい
外観こんな感じ
全部可愛い
ヴィーガンキッシュプレート
新鮮な高原野菜が何よりのご馳走
ミネストローネは野菜の甘さと旨みが凝縮
夫が頼んだスープカレーも
とにかく野菜が甘くて美味しかった
何より高原の風が心地よくて
ていうか
昨夜からの腹痛はどこへ行った
食物だけでなく
吸う空気も食べているのと同じ
その空間の空気がそのまま肺に入るわけで
空気が良いのはこんなに身体が嬉しいことなのね
あーーー
帰りたくない
セレブが別宅を持つ気持ちがわかります…
そして
ホテルへ到着
旧軽井沢に佇むつるや旅館
開業はなんと江戸時代初期
当時は中山道軽井沢宿の休泊茶屋で
明治時代に入って
宣教師たちが避暑地としての軽井沢開拓をはじめたことから
西洋風を取り入れて旅館業に転じ
大正時代からは
島崎藤村、永井荷風、芥川龍之介、堀辰雄、室生犀星、谷崎潤一郎、志賀直哉等々
多くの文人たちが訪れ
滞在したそうです
クラシカルなロビーにはクラシック音楽が流れ
新聞や書籍、コミック等が書棚に並び
ゆったり過ごせます
ずっと読みたかったワンピースの初巻を読みました
階段の途中の調度もクラシカルで可愛い
お部屋も落ち着いていて清潔で
続きの和室もあって
なんとお湯も沸いていて
お部屋から出たくなくなってしまいます
家族は散歩に出ましたが
私はホテルでゆっくりお休みです
のんびりまったり極上の贅沢です
そして最高に美味しかったお夕食
夫のお酒をつい奪って飲んでしまいました
冷製煮物と先付け
玉蜀黍すり流し粟麩柔煮と玉地蒸し羽二重人参餡掛け
信州味噌炙り焼き鶏とサラダ
お刺身
甘鯛のフライ トリュフまぶし
信州米豚炙り柔煮の沢煮仕立て(写真忘れ)
枝豆ごはん(お腹いっぱいなので一口だけとお願いしたら、こんな可愛く盛ってくださいました)
と野沢菜漬け
ブルーベリーゼリーとオーガニックルイボスティー
チェックイン時のスタッフさんの対応に始まり
ずっと心地良い時間と空間
そして極め付け
随所に感じられる細やかな配慮の行き届いた
美味しいお食事の癒し効果は比類なく
生まれてこの方
旅先で満足に眠れたことのない私が
この晩
6時間ノンストップで寝てしまったという驚き
プレドニン真っ最中のワタクシは
自宅でも5時間以上はどうしたって眠れないのに
酒の力…
バッカス守護神説発動か(あれはワインか笑)
久しぶりのお酒はとても美味しくて実は日本酒大好きなことをうっかり思い出してしまった〜またしばらく忘れなきゃね〜
お風呂も気持ちよかったですが
前日の反省もあり
早めに撤収
そして翌日
仕事が入ってしまった可哀想な夫は
一人
朝一番の新幹線で東京に帰ることに
もちろん良い妻のワタクシは(ウソ)
5時半には起きて着替えて
ちゃんと玄関外まで見送りました
(プレちゃん効果?で普段から4時過ぎには起きているので、取り立てて言うことでもないですが
最終日は子どもたちと私の3人で
のんびり軽井沢を回ります
(まだ続きます〜)