先日
お世話になっている作曲家の先生の作品を
なんとか無事に演奏させていただき
ホッと一息
しばらく少しのんびりできるかな〜
と思っていましたが
やはり人生そんなに甘くなかった
本番翌日呼吸器科を受診し
さらに翌日歯科を受診して
夕飯を作りながらゆっくり常備菜でも作り置きをしようと準備をしはじめた途端
階下から義母の声が
「おとうさんがたばこ屋のところで倒れて怪我して
今救急車を呼んでるんだって
」
…なんですと
この日の午後義父は
バスで10分ほどの病院へ出掛けたので
その帰りの出来事だったらしい
観念して鍋の火を消し料理は中断
荷物を持ち準備をしているうちに
救急のサイレン音が近付いてきた
早っっ
義母にはゆっくり来てもらうことにして
家を飛び出しダッシュ
後から来た救急車に追い抜かれて
停まったところまで駆け抜けると
義父が居ない…
周りを見回すと
義父を中心とした人だかりを通り越していました
ヨメ、なにしとるん〜
慌てて戻ると
救急隊員さんと
かかりつけの先生、看護師さん
そして助けてくれた女性とその息子さん
なんと
かかりつけ診療所のすぐ近くで転んだので
見つけてくれた人がそこに駆け込んだらしく
出てきた先生が義父と認めて
義母宅に電話してくれたらしい
なんという素晴らしい
ご近所コンビネーション
どうやら義父は
病院の帰りに期日前投票をしようと思い付き
地域センターに寄ってきた帰りだったらしい
まだ投票受付してなかったけどね
てゆーか、普段出歩かない93歳がこんな蒸し暑い日に通院の帰りに寄り道なんてしないでくださいよ
反対側から歩いていた女性がたまたま看護師で
「あのジーさん危ない」
とピンときて駆け寄ろうとしたその時に
義父は転倒したとのこと
息子さん(といっても充分な大人)も一緒に
診療所に人を呼びに行ったり
携帯で電話連絡してくれたり
義父の運の強さにも驚きますが
他人の親切の有難さにひたすら手を合わせるばかりでした
義父の傷口をハンカチで押さえてくださったりたくさん話しかけて意識レベルを確認してくださったり救急到着まで付き添ってくださり、本当にお世話になりありがとうございましたm(_ _)m
お名前も職場も、訊ねても教えてくださいませんでしたが、心より御礼申し上げます。
遅れてきた義母と共に救急車に乗り
義父が数時間前に診察を受けたかかりつけ病院の救急外来が受け入れてくれるとのことで同行しました
義母一人だと何かと不安で、結局先を考えると付いていくのが一番ラク
長々と隅々まで検査していただき
義父は目の上を切って出血していたけど
幸い脳や身体の骨に異常はなく
眉毛下を三針縫って
翌週の抜糸を予約して帰宅しました
一夜明けて
送迎の都合で病院に抜糸日変更の電話をすると
「傷が深かったので今日見せてください」
とのこと
午前中のレッスンを終え
昼食をテキトーにかき込み
義父を連れて昨日の救急へ
実は
義母が一緒に行くと行ったら
思いっきり義父に断られたらしい
そりゃね
口を開けば(お互い)トゲトゲしい文句ばかりですから
昨日も二人とも
「なんでそんなことを今
」ということしか話さない
ヨメと一緒のほうが平和ですものね
それに私だってきっと
バーさんになったら
うるさいジーさんよりも
(自分に気を遣ってくれる)若い人といる方が楽しいし心強いと思う
でもね
若い人にも人生や生活があるからね
配偶者が元気なら若者に頼るのはどうなのか
ヨメはヒマそうに見えるのか
ヨメの時間は取り上げても良いと思っているのか
ちょっと複雑な気持ちにはなります
自分も行く道
こういうことの一つ一つが
勉強ですね
ホントは夫にもちゃんとわかってほしい
リモートワークの息子が
仕事中なのに往路車で送ってくれて
とっっても助かりました
帰りのタクシーも運良くすぐにつかまって
夕方前には帰宅出来たので
ラッキー
来週の抜糸は夫に頼みます
本音を言うと
義父の外出に一人で付き添うのは無理です
足元の覚束ない義父は
車の乗り降りも歩行諸々も気をつけなければならない
私よりも背が低いのに
私の倍近い体重がある義父がよろけたりしたら
私は助けられないし
共倒れになったらきっと私が潰されるし
下手したら骨折するかも
正直
二人で出かけるのはかなり恐怖です
怪我はさせられないけど助けられない
頼られても無理だよね
でも頼られてるのよねーー
困ったなーー
良い嫁だからなーー(ウソ)
そして明日は自分の用事でまた病院へ
毎日毎日病院ばっかりで
飽きてきた
要するに
愚痴でした
お付き合いくださり
心からありがとうございます
現在介護されている方
お疲れ様です
蒸し暑くてただでさえ疲れる毎日
出来るだけ頑張らないようにしましょうね〜
頑張ったら病気になるからね〜(実感こもってます)
いまさら見つけた蕗は
ちょっと固かった